怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨年岡山県内の某小学校から講演依頼をいただいたのですが、すでに他の講演予定が入っていて泣く泣くお断りし、代わりに妻に講演に行ってもらったことがありました。
稲田先生の講演をまた聴いてみたいと保護者の要望
なんとつい先日のこと。その小学校から「稲田先生にアンガーマネジメントの講演を保護者へしていただきたい」と、再度依頼をいただき、日時も決定。
保護者の方々から「稲田尚久先生の講演を是非聴きたい!」という話
また同じ日には、昨年名古屋市の某幼稚園で講演させていただいたPTA役員の方から、市内の幼稚園保護者が学ぶためのセミナーで講演してもらえないかと依頼をいただきました。
「稲田先生の去年末の講演会が保護者の間で大変好評でして、 ぜひとも再講演をお願いしたい。新PTAの役員さんが集まった時も、また聞きたい、もしくは聞いてみたいと言うママさんがいらっしゃった」とのことでした。
どうしても聴きたいから今年も頼もうって、こんなにありがたいことってないです。感激しています。ありがとうございます。
4月に入って他にも学校関係では、岡山県内はもちろん、高知、横浜といった県外からも依頼をいただいています。
さらには企業関係からの研修や講演依頼で安全大会が増えています。
これらの依頼の多くは、口コミや誰かからのつながりといったご縁からです。
僕がお世話になっているかたに、以前こんなことを言われました。
最初は点だったものも、点と点がつながって線になると今度は線と線がつながって面になるってよく言いますよね。でも面になると、ちょうど球体の面となってどんどん転がり始めて、広がっていくスピードも格段に上がっていくんです。
線と線がつながって面になるところまでは知っていましたが、球体になって転がっていくと言われたのにはすごく新鮮で感動しました。
どんな出会いにも意味があると子どもには伝えたい
僕はまだまだ線と線がつながっていき始めている状況です。
点と点、線と線をつないでくれるのは人。いろんな出会いやご縁をいただけているからこそ、つながりが広がっています。
子育てにおいても、親と親、子どもと子ども、それぞれいろんな出会いがあると思います。
「あんな奴が居なければ、落ち着いて授業受けられるのに」
「あの子に意地悪なこと言われなかったら、私は辛い思いをしなくて済んだ」
そのときはすごく嫌だったり、辛かったり、苦しい出来事で「二度とあんな奴の顔なんて見たくない」って気持ちになるかもしれませんよね。
でも見方を変えれば、実はそんな友達が居たことで、人へ迷惑かけるとどんな気持ちになるのかとか、人へ優しくすることとかに気づくことができるかもしれません。
実は自分の中にも同じようなドロドロとしたブラックな部分を持っていて、それを自分よりも先に相手が出しているだけなのかもしれませんしね。
さらには、自分が嫌なことされたとき、相手に対して「この野郎!いつか覚えとけ!」とか、相手に敵意を持ったときからすでに、自分のドロドロとしたブラックな部分が活性化し始めていると思うんです。
結局は、嫌な相手と本質は変わらないんじゃないか?
嫌な相手が現れたときは、もう一人の自分の嫌な部分が自分を試しているんじゃないか?
こういうことを考えるようにしていると、相手を攻撃したい気持ちのとき、自分を攻撃していることになってしまうので「ちょっと待てよ」と、自分を客観的に見ることもできます。
勘違いしないでくださいね。嫌なことも我慢しなさいってことじゃないですから。
嫌な相手から逃げたりすることも大切なことです。
ただ、自分に起きる出来事や出会いには、何かしら意味がありますね。
そして、出会いを大切にしていれば、点が線に、線が面に、面が球となって転がり始めて、もっと良い出会いにつながっていくって、僕は信じています。
それはこれから講演で出会っていく子どもたちにも伝えていきたいことです。
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