怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
この時期は修学旅行の学校も多いですね。
4年前になりますが、当時高2の次男が修学旅行先の台湾から帰ってきたときのこと。
修学旅行から帰って来た子どもにアンガーマネジメントの学びがあった
帰ってきた次男が「なにもかもが新鮮だったわ」と、嬉しそうに教えてくれました。そう言ってもらえると、親としてもうれしいです。
特に、モラルの違いにビックリしたそうで「日本って、すごく安心して過ごせるのがよくわかった」と言ってました。
例えば、並んで待っているときに、列にすき間があればすぐに後ろの人が入って来るそうです。
これは、アンガーマネジメントで何度もお伝えしている『べき』の違いですよね。
日本ならば、『列に並んでいる人を追い越して割り込むべきでない』という人が多いですが、台湾だと『列にすき間があれば、そこへ入るべき』なんでしょうね。
このように、国や地域によって『べき』は違ってくるんです。
これは生活習慣や考え方の違いですから、割り込んでくることは間違いではないです。
逆に現地の人からすれば、「隙間があるのになぜ入らないんだろう?」と思われているかもしれませんよね。
多様な価値観を自分の目と肌で感じて来られたことは、とても意義のあることです。
さて、次男のおみやげですが
マンゴーを使ったものが多いです。
さすが、温かい台湾。
よく見ると、日本語も書いてあります。
「傳統の技」?なんでしょう?おそらく「伝統の技」なんでしょう。「造り上」はきっと「作りあげ」?
日本でも、日本独自の和製英語もありますし、こういうのもありだと思います。
知り合いの先生から聞いた話ですが、海外から英語を教えるためにやってきていたALTの先生の前でコーヒーいれるとき「クリープ入れる?」と言ったら、苦笑されたとか。
英語ではスラングのようです。詳しくはネットで調べてみてくださいね。
自分と他人の価値観の違いを親も子どもも学ぶ必要性
さて、今回の修学旅行で、文化や生活習慣、人の価値観を学べて喜んで帰ってきた次男。
私たちも、自分たちの物差しだけで全てを判断するのではなく、「こんな考え方もあるんだ」と自分と他人の価値観の違いを受け入れる余裕を持ちたいですね。
『べき』に強くこだわりすぎると、腹の立つ原因となりますから。
今回のおみやげで一番のお気に入り。今でも大切に部屋へ飾ってます。
いやされます~。
『べき』の違いを親も知るには、ぜひアンガーマネジメント学んでおきましょう。
親がアンガーマネジメントを子どもへ教えられるスキルを習得しておくこともオススメです。GWにいかがですか?
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