親は子どもへ求める理想や願望を捨てちゃいましょう!
親の理想や願望は、子どもを苦しめますよ。
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
孫が生まれて8カ月を過ぎ、日ごとに成長していることを実感しています。
今はハイハイが上手になっていて、ハイハイでジジ(僕)のところへやってくるんです。
こんな姿を見るとたまりません!
「もうー!なんて可愛いんじゃー!」って言いながら、孫を抱っこするのが最高の幸せなひと時なんですよね。
最近、妻とこんな会話をしました。
「今は子どもの成長の中で、ほんの少しの期間でしか見られない可愛い時期。それを孫の世話で味わわせてもらえて、こんなにありがたいことってないよね」
僕は、我が子のこの時期は、自分の自由を制限されることへの不満の方が幅を利かせていたように思います。
孫を通じて今こうして、かわいい時期に関われることが、本当にありがたいことです。
それは、子どもの存在と小さな成長に喜びを感じられているから、幸せと感じられるんですよね。
子どもへの理想を捨てれば、小さな成功も大きな喜びになる
今では母親となってもうすぐ1年となる末っ子の娘ですが、幼い頃からことごとく親の理想や願望を崩されましたねえ。
人見知りはすごいし、小学校からテストの点数が「え?!」と言いたくなるようなもので。
それでも娘の『できないこと』よりも『できること』に僕たち夫婦は注目し続けるよう心掛けました。
結果的にそれが、娘の自己肯定感や自立へとつながったんだなあって感じます。
以前のブログ子どもに必要な力とは?可愛がられる人になると社会へ出て役立つで書いたように、勉強が苦手でも、周囲の人達との繋がりを大事にしていましたね。ぼくそのほうが大事だと思っていました。
そんな娘が高校生の頃、専門学校のオープンキャンパスへ行ってきたときの話です。
人見知りの娘が、なっ!なんと!?
次のページへ続く。
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