怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
あなたは、自分のこと認めていますか?
「自分ってよく頑張ってるなあ」って思えていますか?
そう思えないと、子どもを認めることが難しくなります。
親の理想の枠に入れようとするから子供へイライラする
昨日講演させていただいた、名古屋市立比良西幼稚園家庭教育セミナー。
昨年12月に講演させていただき、「ぜひまたいなっち先生の話を他の保護者の皆さんへも聞いてもらいたい」とのご要望をいただき、実現しました。
僕もそのように言っていただけると、とっても嬉しいです。
今回は、子どもの自己肯定感を高めることについての話も入れました。
子どもを『肯定』することから始めたいです。
自分の理想の枠に入れ込もうとして、できない、思い通りにならないことばかりに途方に暮れていました。
『生きている』ここに存在してくれることに感謝する気持ち・・・、忘れずに6秒数えて深呼吸したいです。
子どもには子どもなりの理由があって、していることは多々あるんだと思います。
この感想を書いてくださったお母さんは、とても大事なことに気づかれています。
『自分の理想の枠に入れ込もうとして』という部分。
ここですよ!ここに気づいていない人が、世の中多いなあって感じます。
例えばこれが、子どもではなく友だちや他人だったらどうでしょう?
自分の理想の枠に入れようとしますか?
「なんで私の言ったとおりにしないの!?」なんて言いませんよね。
それは、相手を一人の人間として尊重しているからです。
自分と他人は価値観や考え方は違うとわかっているからです。
子どもといえど、一人の人格ある人間です。親だから偉いわけじゃない。
我が子に対しても、一人の人格ある人間として、尊重して接してやることが大切だと思いますよ。
子育ては今しかできないことを楽しむ
子どもへの理想や願望「こうあるべき」が多すぎる、強すぎる、それを減らしましょうって、講演では伝えています。
そこへ気づけると、どんどんと楽になっていきますし、子ども自身も伸び伸び育っていきます。
子どもに色々と望みすぎることで自分もイライラするし、子どもへの対応も悪くなるという悪循環に気づかされました。
再度、生まれてきてくれて、元気でいることへの感謝を思い出し、気楽に楽しく、今しかない幼児期の子育てをしていきたいと思います!!
そうなんですよ。「こうあるべき」を減らして、子どもが元気で毎日過ごしてくれていればいいって思っていればいいんです。
子どもが元気で生きてくれていることは、当たり前なことじゃない。
感想に書かれているように『生まれてきてくれて、元気でいることへの感謝』を忘れないこと。
そして二度と戻ってこない『今』を大切にすること。
抱っこしたくても、我が家の3人の子ども達は、絶対にさせてくれませんよ。
あ~、いっぱい抱っこさせてもらえていたあの頃が懐かしいなあ。
今できることをいっぱい楽しんで、肩の力抜いて子育てしましょう。
完璧な子育てなんて目指しちゃいけませんよ。
そして一番大切なことが、次の感想に書かれています
何より日々頑張っている自分自身をもっと認めて大切にしたいと思い、それが家族にとっても良い環境になると感じました。
子育て頑張っているお母さん自身が、自分を肯定的に認めるってことです。
どのお母さんも毎日がんばっていますからね。
自分を肯定的に認めることができてこそ、自分の子どもを肯定的に認めることができるようになりますよ。
茨城県でいよいよ7月13日開催。
講演と子育て座談会の超お得セット企画。詳細はこちら➡イライラするのは今日でおしまい
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。