怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今日は父の日!
いつもお仕事お疲れ様レス🌸
お父さんの挑戦する力はとても素晴らしいと思います!
これからもがんばってね!
先日、佐賀へ行っていた時、娘から来たLINE。
普段は、仕送りの請求でLINE来ることが多かった娘。その時のブログはこちら➡親に気を遣わない子供は安心!怒るより許して笑顔で過ごすコツすごく新鮮で感激。
だから、とっても新鮮で感激!
そんな娘が高校生のころ、わかりきったことをクドクド言わなくて良かったと思えることがあったので、その時のブログを紹介します。
娘からの急な迎えの要請にイライラする父親
陸上部マネージャー高1娘。珍しく部活動が午前で終ったらしく「部員みんなでイオンへ行く」と電話がありました。
自転車で行くと言うので「遅くなっても迎えに行けないよ」と妻がひと言念押し。
ところが高1娘。外が暗くなっても帰って来ない。
そろそろ帰ってくるだろうと僕は風呂へ入っていたのですが、心配した妻が娘に電話したらしく「暗くなってて危ないから迎えに行く」と、風呂へ入っていた僕へ言いに来ました。
「迎えには行けないって言ってたのに!」と、イラッとして言うと「だって、危ないでしょ!」と妻。
まあ、たしかにそうです。しょうがないので、急遽風呂から上がり、僕が行くことにしました。
しかし、待ち合わせ場所が、娘が妻に言った「ジュエリーショップイリエのそばにあるローソン」(津山市内をご存知の方はアレ?思うでしょう)
「そんなところあったかな?」と思いながら、僕の想像していた場所へ渋滞の中行くと、ローソンがあったと思われる場所は現在別の店舗。
その上、ギフトショップイリエという店は知っているが、ジュエリーショップ?そんなところやっぱりない。
そう思っているところへ妻から電話。
「ジュエリーショップカンダのそばにあるファミリーマートだって」
イライラが急上昇
「なにそれ、全然違うが!渋滞にハマっとるし!ったく!」と、イライラ感満載で答え、すぐに進路変更。でも、舌打ちはしてませんよ。
子供が反省しているときは必要最低限の言葉だけでいい
約束のファミリーマートで待っていると娘が来ました。
とりあえず僕は黙って後部座席で自転車を積み、車を走らせました。
娘「遅くなってすいません」
僕「気をつけんと、心配するよ」
その後も会話なく、家に帰りました。
娘も悪かったと思っているようで、気まずそうな表情。
家に帰って僕が声をかけると、少しホッとしたように、今日の部活やイオンでのことを嬉しそうに話し始めたんですね。
「あ~、イライラぶつけなくて良かったー!」
以前の僕だったら、かなり怒って舌打ちしたり、クドクド説教したりしていました。
でもそれって、悪かったと思っているときには、あまり効果がないんですよ。
効果ないどころか、逆効果になってしまうんです。
悪かったと思っているのに、クドクド言われると
「もう反省してるのに、うるさい!」
「謝ってるのにこれ以上どうすればいいの」
そんな気持ちになるんですよね。
そうなってしまうと、せっかく反省した気持ちもどこかへいってしまい
「親父めんどくさい」という感情だけが残るという、最悪の結果になるんです。
子どもが反省しているときは、必要最低限のことだけ言えばいいんです。
それだけで十分伝わりますから。
親のイライラまでぶつけて、ウザい親父と思われないよう気をつけてくださいね。
アンガーマネジメントが役立ったと思える出来事でした。
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