怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
真庭市立蒜山中学校の全校生徒の皆さんと保護者の方へ、アンガーマネジメントの講演をさせていただきました。
僕は真庭市での教師経験が長かったので、校長先生を始め顔見知りの先生がたが多くいらっしゃり、すごく温かく迎えていただけました。あらためてお礼申し上げます。
アンガーマネジメントは他人の良いところに気づける
中学生の反応がとっても素直で、いただいた感想からもそれを感じ取ることができます。僕が伝えたいことを真剣に受け止めてくれている感想。
まず、自分の価値観を押しつけないようにしようと思いました。
相手が何が好きでも、何を考えていても、それは相手の自由で、何が好きだから「気持ち悪い」とか「変」とか、そういうのはやめようと思いました。
自分の価値観だけで他人を見てはいけませんよね。改めて、中学生の考え方に襟を正す気持ちになりました。
私は中学2年生のときから続けていることがあります。
人の悪いところばかり見ずに、その人の良いところを見つけてその人と上手につき合えています。
たとえ、自分が苦手な人でも、必ず良いところがあるので、一つでも多く見つけています。
これからも続けていきたいと思います。
これは、大人のほうができていないのではないかと思うんです。家庭でも職場でも、もっと他人の良さを見つけて許容する気持ちを持たなければいけませんよね。
アンガーマネジメントを学べば、他人の良いところを見つける大切さに気づけますよ。
中学生が伝え方を学べる講演会
アンガーマネジメントの良さもしっかりと伝わっていましたが、僕の講演の神髄まで気づいてくれている生徒さんもいました。
稲田さんは、みんなの心をつかむのがとても上手だなと思いました。
本当に大切なことを、おもしろく伝えてくれたので、よく理解できました。
話のことと、自分を比べながら聞いていると、5割くらい当てはまっていたので、少しずつ変えていきたいと思えました。
そして、伝えるのが上手だなと思った時、少しでも話し方を真似したいなと思いました。
こんなふうに、僕の講演のスタイルまで注目してくれている中学生がいたなんて感激です。これから先、何かの場面で伝え方の参考にしてもらえたら嬉しいですね。
中学生が参加してよかったと言える講演会
この日は土曜日授業で、生徒の皆さんは学校へ来ること自体、乗り気ではなくモチベーションも下げた状態。だから、講演会へも期待はしてない生徒が多かったのだろうと思います。でも、講演でその気持ちを覆すことができました。
稲田さんがおもしろい写真やトークをしてくださったので、よく頭に入りました。
朝起きてから「土曜日に学校なんてやだな」と思っていましたが、稲田さんがとても良い人で、気が変わりました。
今までで一番良い土曜日授業になりました。
正直、長々と面白くもない話をされるんだとうなと思っていましたが、今日の分は違いました。1時間が10分程度に感じたほどです。それくらい分かりやすく面白いお話でした。
こんなふうに感想いただけると、僕もとても嬉しいですし、今後もさらにいろんな学校で伝えていきたいと強く感じました。
難しいことを難しく言うのは誰でもできます。伝えるときに大切なことは、難しいことをわかりやすく伝えること。そして、聞く人の感情を揺り動かす伝え方をすること。
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