子供の基本的信頼感が育っていないとどうなるのか?
現在、高校1年生の次男君が赤ちゃんの頃です。
今ではすっかりスリムになりましたが、この時はプニプニの肉感とクリッとした愛くるしい眼差しで、何とも言えなかったんです(親バカですいません)。
さて、この次男君。小さい頃はアトピーや病気になることも多く幼児期にしっかり体を動かす遊びをさせてやれなかったのもあって、中学校まではまるまるコロコロとしたかわいらしく中学校の頃は一人で読書をしたり折り紙を折ったりと一人で過ごすことが多い子どもでした。
親としては少々心配で、「集団になじめないのだろうか?」と中学校の時に担任の先生へ様子を聞いたこともありましたが、クラス代表を務めたり班活動では仲間と協力できクラスメイトからも認められていたようで、次男君が自分で選んで過ごしやすいように過ごしているのならいいかなと思い、あまりそのことを気にしないように心がけました。
学校現場で子ども達を見ていると、一人を怖がる子達がとても多いですね。
常に誰かと一緒じゃなきゃ不安みたいな。
いじめられても、一人になるのが嫌で、いじめの悪循環から抜け出せないことが多いのです。
そう思うと、次男君は「自分は自分でいい」という『自己肯定感』がしっかり備わっていたのでしょう。
『自己肯定感』がきちんと備わっている子どもは、他人を肯定できます。
「I am OK! You are OK!」
となるんです。長年の教員人生で様々な子ども達を見てきましたが、間違いありません。
児童精神科医の佐々木正美先生の著書『「お母さんが好き、自分が好き」といえる子に』という本の中で、子育てで一番大切なことに、
子どもの心に『基本的信頼感』を育てること
と書いてあります。
『基本的信頼感』とは?
『人を信じる力と自分を信じる力』です。
これが育っていないと、さまざまな問題行動に変わっていきます。
『基本的信頼感』については、またお話しできたらと考えています。
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