あなたは我が子へ 子どもの言うことを否定 して、『外発的動機づけ』をしていませんか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもの言うことを否定 より肯定的に受け止める
数年前のに高速バスに乗ったときのこと。
僕の席より後方に、2~3歳くらいの女の子を連れたお母さんが座っていて、その女の子はグズグズ言ってたんですね。狭い車内は退屈ですから無理もないです。
そしてこんな声が聞こえてきました。
「つぁむーい(寒い)。お母さんつぁむい!」と、その女の子の声。
きっと冷房の送風口が子どもへ向いていたんでしょう。
するとお母さん「寒くない!お母さんは寒くないよ!静かにして!」と厳しい口調で、子どもの言うことを全否定しちゃったんです。
周りに迷惑が掛かることを気にされたんでしょうね。お母さんの気持ちは痛いほどわかります。
お母さんも一人で娘さんを連れての高速バス移動ですから、バスへ乗るまでいろんなことを考え荷物の準備をし、バス乗り場までくるまでにいろんな人へ迷惑をかけないようにと気遣ってこられ、想像以上に大変だったのだろうなあと思いました。
だからお母さんの発言を否定するつもりはないんですよ。でも、もしお母さんが『潜在意識』について知っていたならば、もう少し違った言葉が出てくるのになあと思ったのです。
このことについては今回は書きませんので、否定形の注意は失敗する!ダメと言うほど子供は行動する をご覧くださいね。
さらにこんなことをお母さんが知っていたら、もっと楽に子どもと関われるなあと感じたことがあります。
それはどんなことなのか?次のページへ続く。
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