怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
あけましておめでとうございます。
2020年を迎えた朝、インスタグラムのダイレクトメッセージでとっても嬉しいメッセージをいただきました。
中高生のインスタグラムメッセージに感動
◯◯中に来てくださった時からすごく怒ったりすることが減ってとても感謝してます!
ありがとうございます。
すごく遅くなって申し訳ないです。
ほんとに感謝してます。これから受験とかでイライラすることとか増えるので体育館で教えてくださった事を思い出しながら頑張ろうと思います。
ほんとに◯◯中に来てくださってありがとうございます。
わざわざメッセージを送ってくれるなんて、ありがたいことです。
昨年は、139本の講演&研修をさせていただき、そのうち児童や生徒(保護者も一緒に参加する学校も含む)対象が26本。
昨年から急に増えたのが、中学や高校で講演した後に僕のインスタグラムをフォローしてくれたりダイレクトメッセージを送ってくれる中高生。
特に印象的なのが、ダイレクトメッセージをわざわざ送ってくれる中高生が多かったこと。これにはビックリ!
こんにちは!
夜遅くにすみません
僕は、▢▢中学校の2年生です!
今日の講演面白くて、とても心に響きました!
ありがとうございました!
いなっち先生の話を親にしたら
もうあまり怒らんわって言われたので
感謝してます笑笑
このメッセージは、別の中学校の生徒から昨年の講演後にいただいたもの。
「夜遅くにすみません」と、相手のことを配慮する言葉も入れていて素晴らしいです。
ネット使用を心配するより子どもに教えてもらえばいい
なにかと中高生にスマホを持たせると「ネット依存にならないかと心配」とか「SNSのトラブルに巻き込まれやしないか心配」といった、ネットに関する心配な負の側面ばかりが注目されがちな気がします。
でもね、こうやって講演後に丁寧なメッセージを送ってくれる中高生も多くいるんですよ。
「危ない」「心配」「不安」・・・、こういったことばかりを大人は言うよりも、もっと子どもと一緒に良い使い方を確認して、大人も子どもも一緒に楽しめばいいと僕は思います。
「最近の若者は・・・」で、大人はいろんなことを簡単に片づけてしまいがち。
そういう僕たち大人も中高生の頃には、「最近の若者は・・・」と言われていたりしたものです。
時代は変化し続けていますから、大人から見れば子どもの世界は知らないことだらけ。理解しがたいことも多いわけですね。
だからこそ、親は子どもに聞いたり教えてもらいながら一緒にスマホも使えばいいと思いますよ。
あっ、勘違いしてほしくないんですが、僕が子どもへスマホを持たせるのを推奨しているわけではございませんから。
ネット社会の弊害で、人と人とのコミュニケーションの取り方が苦手な若者が増えているとも言われます。
これは子どもの責任ではなく、子どもが幼い頃からコミュニケーションやスキンシップを親が意識的に取っていくことをしているかどうかだと思います。
子どもを甘えさせず、甘やかすことが増えているのでは?
「もっと遊んで!」「抱っこして!」といった子どもの甘えたい要求に応えず、スマホやタブレットを渡して好きなように見させて甘やかしてしまうということ。
時代の変化するスピードは、どんどん速くなっているように感じます。
でも、親子の愛着形成や人の感情といった、人としての根幹になる部分は、どんなに時代が変化しようとも不変なことではないでしょうか?
僕はそういった、根幹の部分をもっともっと多くの人へ今年も講演やブログで伝えていきます。
本年もブログと僕たち夫婦共々よろしくお願いいたします。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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