たった一秒の言葉が人を傷つける。
たった一秒の言葉が人を勇気づける。
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
言葉には、見えない力があると思いませんか?
自分が発する言葉の重みを感じていますか?
乱暴な言葉は人も自分も傷つけると子どもへ伝えてほしい
3~4年前のことですが、コンビニに入ったときに見た店員と客のやりとり。
店員「箸をおつけしましょうか?」
客「いらん!」
あなたはこのやりとりをどう思いますか?僕はすごく嫌な気持ちになりました。
こういう上から目線の言い方や、店員に「~くれ」という言い方が嫌いです。
「買ってやっているのだから、店員は客の言うことを聞くべき」という言い方に感じます。
その客は男性で40代くらいに見えました。別に怒って言っているわけじゃなかったのです。
言った客も深く考えずに言っているのでしょうが、脳は違うそうです。
なぜなら、脳は自分の言う言葉は全て自分のことと認識するそうなのです。
だから僕は子ども対象の講演で、言葉の大切さを伝えています。
また別の日のこと。次男と長女と3人でラーメンを食べ、レジを済ませて店の外へでるとき。
僕「ごちそうさま」
次男「ごちそうさまでした」
長女「ごちそうさまでした」
以外だったのが、末っ子の長女が「ごちそうさまでした」を言ったこと。
幼い頃、知らない人に挨拶するとか全然できなかった子どもで、人見知りが激しかったのですよ。
その娘が自然に「ごちそうさま」を言えたことに、僕は驚いて娘に聞きました。
僕「えっ、ごちそうさまがいえるんじゃなあ!?」
娘「普通にいつも言っとるで」
いつのまにか、こういうことがきるようになっていたんだなあと嬉しくなりましたよ。
そして僕は、中学校教師時代に道徳で使った、ある詩を思い出しました。
とても良い詩なので、ぜひご覧くださいね。
次のページへ続く。