怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は妻と一緒に人間ドックへ行ってきました。妻と一緒に行くのは初!ペア割も効くのでお得でしたよ。
病院は倉敷市の某病院なのですが、まるでホテルのよう。
こんなにきれいなロビー。ピアノが自走演奏してました。
トイレも黄金に輝いてピッカピカ!
苦しかった体験に共感すると笑顔が生まれる
さて、人間ドックといえば『胃の検査』が苦手というかたも多いと思います。
『バリウム検査』それとも『内視鏡検査』あなたはどっち派?
僕は『内視鏡検査』のほうです。胃カメラの出し入れで「オエ~!」ってなりますが、僕はこちらの方がまだいいですね。
それでもやはり嫌なものは嫌。胃カメラが入っていくとき「オエーーーーー!」って、やっぱりなりましたよ。
僕は今回で口から入れるタイプの胃カメラは3回目なので、少し要領もつかんできてまして、苦しい時に息を吐き出して肩の力を抜くようにすると、苦しさが少し軽くなるんですよ。
しかし妻は人生初の胃カメラ(起きてる状態で!)。以前に経験したことはありますが、その時は鎮静剤を使って眠っている間に終わったので苦しさを知らないのです。
僕が先に検査を終えて待っていると、疲労感満載の表情で出てきた妻。
妻「ああーーーー!しんどかったわあ。まるで出産のときみたいだった(笑)」
僕「声出したくなくても『オエーーーーー!』ってなるじゃろう?身体は異物を出そうって必死って感じで」
妻「そうそう。さらに涙も鼻水もよだれもダラダラで、検査中の様子はだれにも見せられないわ(笑)」
と、お互いに大笑い。
不思議と苦しかった体験が楽しく共有できたんですよね。
それはなぜかというと、お互いに共通の体験をしたから相手の気持ちに『共感』できるからなんです。
全開のブログ子供の語彙力を伸ばすコツは?親のしつけタイプで決まるで、親は子どもとの『体験を共有する』しつけがいいと言いましたが、まさにこういうこと。
親は子どもへ共感することをまず心がける
苦しい体験や辛い体験にかぎらず、楽しい体験も、相手の言うことに『共感』できるといいですよね。
他者理解の基本は『共感』することからだと思います。これは、親子の間でも同じこと。
ところが、それができない親もいます。そういうタイプの人は、子どもへもこういったことを言いがち。
「俺はこれだけ苦しいことをやってきたんだから、おまえだって乗り越えられるはずだ」
「私だって辛かったんだから、あなたもそれくらい経験したほうがいい」
そして、子どもにも当然のように自分の通った道を通らせようとさせるわけです。
もちろん、キツイことを経験して上達していくという道のりも大事ですよ。
ただ、子どもの気持ちを無視して一方的に押しつけるのは違うと思うんです。
「この練習はキツイよね。お父さんも嫌で嫌で何度もやめたくなったよ。だからお前の今の気持ちすごくわかるよ」
って『共感』してやれるかどうかで、子どもの気持ちも大きく変わります。
これは、パワハラの起きる職場でもありがちですけどね。
「自分たちが若いころは、これくらい厳しくされて当然だった」みたいな言い方をしてしまう。だから、パワハラもなくなっていかないんです。
『共感』することをちょっと意識しておくだけで、親子関係も上司と部下の関係も、さらには夫婦関係も良好なものになっていきますよ。
さて今回の人間ドックで、僕は課題を見つけました。
『尿酸値』を下げる!
まだ薬を飲むほどではないようですが、気を付けたほうがいいそうです。じゃあどうすればいいのか?
アルコールを減らすこと。
ああ~、辛いなあ~。さみしいなあ~。だれか共感してください(笑)
でも、昨日から早速実践スタートしましたよ。
だって飲まない日を増やせば、夫婦で飲む楽しみも増えますからね。
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