怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は一人暮らしをしている大学生の次男を妻と二人で迎えに行ってきました。
こういったどこにでもある、妻と二人で車でお出かけ。こういったごくごくあたりまえのことに、意味を持たせるとすごく楽しくなります。
妻が言った言葉で気分が大きく変わった夫
我が子を迎えに行くために、妻または夫と二人で車に乗ってお出かけするとき、あなたはどんな気持ちになります?「とくに何も・・・」って人も多いかもしれませんよね。でも昨日、妻はこんなことを言ってくれました。
「クリスマスイブに二人でドライブっていいね!」
笑顔でそう言って、さらに妻はコンビニで買ったお菓子を僕の口に入れてくれたんです。
結婚24年目。毎日顔を合わせている妻。車でのお出かけも特に新鮮味なんてないのに、わざわざそうやって言ってくれると、僕の気持ちも急にパーッと晴れて喜びでいっぱいになりました。
「うんうん、そうじゃなあ。ありがとう!」
僕も自然と笑顔で感謝の言葉が出てくるんですよね。
いつものように妻と二人で車に乗ってお出かけする場面でも、こうやってたった一言だけで気分が大きく変わります。
出来事にどんな意味を持たせるかで、その後に沸き起こる感情は左右されます。その意味を持たせるのは誰か?それは自分しだい。自分で出来事に意味づけしているんですよ。
親の関わりが思考の癖となり、怒りの感情に影響を与える
どんな意味付けをするかは、出来事が起きたときにすぐ思い浮かぶ思考が大きく影響しています。これを『自動思考』って言うんです。この自動思考は、幼いころからの親の関わり方や自分の経験で身についていきます。
例えば、どんなに頑張っても仕事がうまくいかなくて困ったとき。
A「私の努力が足りないからこんなことになるんだ」
B「どうすればいいか、ヒントをもらいたい」
AまたはBのような思考が生まれますよね。
Aの思考が生まれる人は、幼いころから「もっと努力しなさい!」「あなたの努力が足りない!」と、子どものためと思って親が叱咤激励ばかりしてきた。
Bの思考が生まれる人は、幼いころから「自分でどうしようもできなくて、困ったときには誰かに相談していいんだよ」と、親から言われていた。
このように、自分の自動思考は成長過程で『思考の癖』ができあがっていくのです。これはかなりやっかいで、僕のところへカウンセリングに来られる人も、その思考の癖にとらわれていることが多いです。
だからゆっくりと話を聴きながら、思考の癖について自分で気づいていただき、自分をがんじがらめにしている思考の癖という鎖を外していくお手伝いを僕がしていくのです。
あなたにはどんな思考の癖がありますか?毎日の出来事にどんな意味付けしていますか?できることなら、人生は楽しく考えられるようになった方がいいですよね。たった一度きりの人生なんですから。
感情は思考によって、大きく変えることができるんです。怒りの感情に振り回される前に、自分がどんな意味付けをしているのか確認してみること。そのために、アンガーマネジメント学んでみましょう。
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