子供の不安を減らす!親は子供に起きてもない不安を口に出さない
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
つい最近、母親から電話がありました。
「こないだ〇〇医院に行ったら、看護師さんや先生があんたの講演がすごく良かった、全然眠たくならんかったって言われとったよ。」
と、教えてくれたんですね。
先月の薬剤師会真庭支部での講演に、かかりつけの医院のお医者さんや看護師さんが参加されていたようです。
母親としても嬉しかったんでしょうね。
親は子どもに起きてもない不安を口に出さないほうがいい
その後に、母はこう言いました。
「忙しくしょうるのはええことじゃけど、家から離れたときにはちゃんと食べて体調崩さんように」
「私やお父さんはインフルエンザの予防接種をしたけど、あんたもしとかんとインフルエンザにかかったらいけんで」
それに対して僕はこう言いました。
「うんうん、わかっとる。ただ、起きてもない不安を口に出されると、こっちも余計な不安が出てくるから、不安を考えるよりも息子の活躍する姿を考えておいてもらったほうがええけえ。ありがとう」
親としては、いつまでも子どものことを心配したくなるもの。
それは親心だともわかってます。
親はいくつになっても、親なんですよね。
でも、電話するたびに不安や心配ごとを口に出す癖がある母。
毎回となると、僕まで不安が伝染してしまいそうです。
だから今回は、言ってほしくないと伝えました。
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起きてもない不安を考えるな!親は子供のポジティブ思考から学ぶ
子どもがやる気を出すイメージできる声かけをする
「〇〇しておかないと△△になる」
こういう不安をあおる言い方してませんか?
「もっと勉強しないと高校に入れないよ」
といった言い方。
親としては、やる気を出させるためかもしれません。
でも、それは子どものセルフイメージを下げてしまうんです。
「高校入れないよ」
は、高校へ入れない自分をイメージします。
そこで入れないイメージを強く描いてしまうのが脳の潜在意識。
イメージは行動へ大きく影響するんです。
梅干を食べることをイメージしてみてください。
食べてもいないのに、口の中へ唾液が出てきたり、口やあごがモゾモゾと何とも言えない感覚になったりしますよね。
これがイメージが行動へ影響するということ。
それは親が子どもへ言う言葉も同じ。
なんども同じことを繰り返し言えば、子どもの行動へ影響します。
「高校へ入れない」
って言えば、子ども入れないイメージが強くなって、どんどん自分は無理なんだと意識していくのです。
だから、親は子どもがやる気を出すイメージできる声のかけ方をしましょうね。
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