怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は、こんなセミナーを受講。
『感情、個性、心とからだの繋がりを知ろう』
普段、怒りの感情との付き合い方について教えている立場ですが、目から鱗でうんうんと納得のいくセミナーでした。
講師の先生は、RAS認定インストラクター
藤井ちひろ先生
RASについては、僕も体験してます。
そのときのブログはこちら
➡子供の頃に抑圧してきた感情の影響、奥底の感情を解放で楽になる
感情を感じないのは自分に嘘をついていること
感情は自然に沸き起こります。
アンガーマネジメントでは、怒りの感情と上手につき合う方法をトレーニングします。
沸き起こった怒りを感じたうえで、どう対処していくか?
ってことです
沸き起こった感情を感じる
ここが大切なんです。
選択理論心理学でも同じ。
生理反応と感情は、コントロールできない。
思考と行為は、コントロールできる。
自分に沸き起こる感情に蓋をするとか
自分に沸き起こる感情をないものにする
これは、良くないですよ。
自分に嘘をついているってことですから。
感情を我慢をすることは良いことではない
講師の藤井先生は、こう言われました。
「自分の感情を感じないようにするとか、抑え込もうとするのは、感情を消化させないということ」
「食べ物を食べたとき消化されないのと同じ」
これには、うんうんって納得。
自分の感情を消化しないまま、どんどん蓋をして押し込めてしまって、心身ともに健康でいられるでしょうか?
そんなわけないですよね。
ところが僕たちは、大人になるにつれて、自分の感情を素直に感じなくなっています。
それは、親や大人の価値基準に合わせていくからでしょう。
・こんなことで泣くんじゃない!
・怒るのは恥ずかしいことだ!
・うるさいから静かにして!
そうやって、いろんな場面で言われ続ければ、自然と自分の素直な感情を良くないものと思うようになりますよね。
・泣きたくても我慢したほうがいい
・腹が立っても我慢するほうがいい
・嬉しくても我慢したほうがいい
こうやって、我慢することのほうがいいことだと思うようになるわけです。
でも、感情を我慢することは良いことじゃないんです。
自分を大切にすることは感情を大切にするということ
人のために自分を犠牲にする。
実は、自分に嘘をついていることでもある。
まずは、自分に嘘をつかない。
それは、自分の感情を感じること。
今は、こんな気持ちだって。
それを受け止めたうえで、そのあとにどんな行動をするか?
そこは、アンガーマネジメントで上手にできるようになります。
「怒ってはいけない」
って思うのは、もうやめにしませんか?
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