【子供が持っている感性を大切にする】
片付けや勉強は苦手だった娘ですが、今では母親として毎日しっかりやってます。
なんとそんな娘が昨日、孫日記のほうへ出産や子育てについての素直な気持ちを書いてくれたのですよー!
ぜひご覧くださいね。そして今回のブログは娘が高校生のときに書いたブログで、心がほっこりする「素敵な感性だな~」って思った出来事について、リメイクしましたのでご覧ください。
子どもの感性に親は感心した
我が家の本棚にあった本を見ていて目にとまった「中学校でよみたい詩12カ月」。
教師時代に学級通信に載せた詩があったので、懐しくて眺めてました。
それがこの詩。
『雨の日の花』高田敏子
雨がふっている
花は咲いている花の上に落ちる雨
悲しんでいるのは
雨だった花をよけて
雨はふることができない花は咲いている
雨の心をいたわりうけとめて
花びらに雨の心を光らせて
花は咲いている
僕はこの詩が好きで、娘だったらどんな感想を持つのか知りたくなって、聞いてみたんです。
すると、予想外の娘の感性に感心したのです。
女子高生ならではの柔軟なものの見方
さて、娘はどんな感想をもったのか?
娘「なんか、恋してるみたい」
僕「どういうところが?」
娘「お互いを受け止めるとことか、悲しんでるとことか。」
僕「へえー!そっかあ!そういう見方があるんかあ。すげえ新鮮じゃわ。なんか嬉しい。」
僕は、娘の見方にビックリ!中年オヤジにはすごく新鮮だったのです。
子どもが持っている感性を大切にすること
以前にブログへ書きましたが、『完全を求めるより不完全さを認める』ということの大切さ。
不完全を認めることのほうが、子どもも親も良い関係でいられます。
できないこと探しは簡単ですが、できていること探しを親はおろそかにしがちです。
なぜなら、できていることは「当たり前」って思ってしまっているから。
「当たり前」を、できている大切なこととして探して認めること。
それが親の役目でもあるのではないでしょうか?
勉強や片付けは苦手でも、こういう純粋な心を持っていることは、親バカかもしれませんが、素晴らしいなって思います。
突然の妊娠&出産だった未成年の娘ですが、子育てで不完全な部分は僕たち親がサポートしてやりながら、娘のできている部分を認めてやりたいと思っています。
さて、今回の詩にでてきた、雨と花の関係を、親と子どもに例えてみたら・・・?
親は子育てに一生懸命。それが時には、イライラをぶつけてしまったり・・・。
親だってそれは良くないと思っているけど、子どもへは真正面からぶつけてしまう。
実は、子どものほうがいたわり受け止めてくれているのかもしれませんね。
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