怒りは身近な対象に強くなる!アンガーマネジメントで後悔しない
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっち先生こと、稲田尚久です。
先日岡山市内の某小学校の先生方へ、アンガーマネジメントの研修をさせていただきました。
研修開始直前、一番前に座った若い男性の先生が
「稲田先生、お久しぶりです!」
ハッとして、顔をよく見ると
「おいー!〇〇じゃがなー!」
なんと、教え子だったんですよ。
僕が30代中盤のころ担任しました。
この頃です。若い!(笑)
懐かしかったこと、そして教師になってくれていること、うれしかったですねー。
怒りで後悔するかしないかを考えるのがアンガーマネジメント
さて、その小学校から研修の感想が届きました。
「怒りはリクエスト」という言葉は、とても新鮮でした。
どちらかというと、自分は平和主義というか、争わないように、怒りに向き合わないようにしている気がしています。
それが、怒りにふたをするということなのだろうという思いもあります。
でも、怒った後で後悔するくらいなら、それは怒らなくてもよかったことなので、という発想で考えてみると、少し楽になった気がします。
怒りに向き合ってみようかなと思いました。
「後悔するかしないか=ライン決め」をしっかりすることを意識してみます。
感想に書いてくださってるように
怒って後悔するか?
怒らず後悔するか?
そのライン決めが、アンガーマネジメントで大切なこと。
怒りは身近な対象に強くなるから子どもに怒ってしまう
子どもを怒るとき、あなたは『後悔』するか、しないか、考えていますか?
大抵の場合、「後悔するか?しないか」なんて考えず怒ることが多くないですか?
かつて教師やっていて、まだアンガーマネジメント習得してなかった頃の僕。
仕事の場面では
「今は生徒を怒らないほうがいい」
と冷静になれていました。
ところが、家に帰るとちょっとしたことで不機嫌になったり、イラッとして舌打ち打ったり・・・。
どうして、ここまで仕事と家庭での差が大きかったのか?
怒りは身近な対象になるほど強くなるから。
いっしょに過ごしている時間が長い人ほど
「自分のことをわかってくれるはず」
という甘えがでちゃうんですよね。
だから、イライラしたら後悔なんて考えずに、すぐ言葉を発していました。
でも、度が過ぎて、妻から鉄拳制裁がくるのです。
そこで、やっと「怒るんじゃなかった」ってことに。
まさに『怒って後悔』でした。
こんな僕でも、アンガーマネジメントを習得できました。
失敗してもいいので、続けていくことがコツ。
ありがたいことにアンガーマネジメントの講演依頼、最近すごく増えてます。
ところが、すでに予定が入っていてお断りしなければいけないことも増えていて、すごく残念なんですよ。
できるかぎり、早めに依頼をいただけると助かります。
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笑顔の子育てのヒントを知りたい方へ
2018年9月13日玉野市
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