ヤンチャな子供に悩む親へ!子供へ寄り添い続けた母親がすごい
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログで書いた小学校の先生。
いろんな話をする中で、ご自身の子育ての話に。
ヤンチャな子どもに悩まされ不安な毎日
「我が子の子育ては、試行錯誤で悩みました」
この先生の息子さんは、中学校の頃ヤンチャだったそうです。
反抗的だったり、ちょっとしたことで怒ったり、どう接してやったらよいのか毎日悩まれていたそうです。
この先、この子はどうなっていくのか?
悩みと不安の毎日。
親としてやれることは何か?
あなただったら、どうしますか?
母親は毎晩子どもへ寄り添い続けた
この先生が取られた行動は?
『寄り添う』
毎日、いろんなことがあったようです。
とくに中学校のある時期は、酷かったとか。
息子さんと夜中の2時くらいまで、床に座って過ごす。
息子さんが話したいことがあれば耳を傾ける。
何も話すことがなくても、ただ横に座っている。
でも、息子さんもその場から逃げようとしない。
これを数カ月続けていくなかで、だんだんと息子さんの様子も変化が生まれていったそうです。
「自分はヤンチャなグループにいるほうが楽。でも、このままでは自分はダメになるかもしれない」
こんな感じで、自分のことを振り替えるようになり、自分の生き方を本気で考えるようになったそうです。
子どものあるがままの状態を受け入れる大切さ
子どもがこういった状況になると、だれでも不安になるし焦りますよね。
この先生のすごいところは、寄り添ったこと。
寄り添うためには、今の状況を受け入れること。
子どもがどんな状況であれ、今はこういう状態なんだなって。
子どものあるがままの状態を受け入れる。
ついやってしまいがちなのが
「うちの子どもがこんな状態だなんて許されない!」
受け入れるのではなく、子どもの状態を否定してしまうこと。
子どもにとっても苦しくなります。
「親は自分の気持ちをわかってくれない」
そうなると、子どもはさらに荒れた行動へ。
親はその行動が許せず、怒る。
怒ってもどうにもならなくなったら、最後は無視。
こうなっては、子どもは救われません。
親は無償の愛で子どもを信じるだけでいい
どんな状態であれ、子どもは親に認めてもらいたい。
わかってもらいたいんですよね。
今回紹介した、先生と息子さん。
息子さんが親と関わりたくなければ、側に座らせてくれなかったでしょう。
息子さんから別の部屋へ移動するはず。
でも、何も言わなくても側に座らせてもらえた。
それも毎日座り続けた。
これが無償の愛なんだなあって、気づかせてもらいました。
子どもを信じていたからこそ、できたこと。
明けない夜はないのです。
でも、どうしていいかわからない。
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