怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は、僕も妻も講演。僕が真庭市立美川小学校、妻が真庭市立天津小学校。本当は両方の小学校から僕へ依頼があったのですが、両校とも同じ時間。後から依頼をいただいた天津小学校のほうは「奥様へお願いできませんか?」ということで、妻のほうに行ってもらったんです。
今回の両校とも、僕が教師時代の最後7年間勤務した落合中学校の校区にある小学校。とても懐かしかったですし、当時僕が教えた卒業生まで来てくれたり、担任させていただいた保護者のかたやそのほかにも知っている方がいらっしゃって、故郷へ帰ってきたような気持ちで講演させていただきました。本当にありがとうございます。
醍醐桜のある校区に住む保護者から驚きの一言が!?
美川小学校の校区には、岡山県の天然記念物『醍醐桜』があります。醍醐桜とは、後醍醐天皇が隠岐へ島流しになりその途中に立ち寄って称賛したといわれる推定樹齢は700年~1000年のヒガンサクラ。
講演終了後は、校長室へ参加されていた保護者の女性がわざわざ僕へあいさつに来られたんです。
実は妻の方にも講演後、保護者の女性が会いにきてくださったそうです。
まずは妻ですが、僕もフェイスブックでつながっていた方で、ちょうど一年ほど前に、お子さんのことで悩んでおられて、知り合いづたいに僕のことを知って相談してこられたので、妻からもアドバイスをさせていただきました。
現在はお子さんも元気に過ごされているという、嬉しい近況を教えてくださったそうです。アドバイスさせていただいた側からすれば、これほど嬉しいことはありませんね。
さて僕の方ですが、保護者の方が校長室に来られてからこんな会話をしました。
保護者「先生覚えていますか?美作中学校でお世話になった〇〇です」
僕「えー!?ごめん、覚えてない。担任の先生はだれじゃった?だれのいた学年かなあ?」
もう本当に申し訳ない気持ちです。僕は美術教師だったので、自分の担当学年以外にも授業へ行きます。だから、名前や顔が思い出せない生徒も多くいるんです。
でもその保護者は「先生には、たしか美術で1年か2年教えてもらったと思います。わあー!いなっちじゃあー!全然変わってないって思って、挨拶しておこうって思いました」と、僕が覚えていないのにも関わらず来てくれたんです。もう、チョー感激!!僕は、彼女の学年には2年間授業で関わり、3年生へ進級するとき僕は他校へ転勤したんです。
その彼女は、醍醐桜のある集落へ嫁いで、いま子どもが小学校へ来ていたということなんですよね。真庭市と美作市は結構離れているので、まさか美作中学校時代の教え子がいるとは思いもしませんでした。
親目線で先生を評価するより子ども目線を大切にした方がいい
今はすっかりいいお母さんになっていましたが、僕のことを覚えてくれてて「先生は、たしか退任式の時にアントニオ猪木のモノマネしましたよね。今でもその写真持ってますよ」と言ってくれました。
ハハハ。はい、それは事実です。恥ずかしながら、退任式の時にアントニオ猪木のモノマネや校長先生のモノマネしました。
そんな、しょうもない僕のパフォーマンスを覚えてくれていたなんて。ありがたいことですね。授業は至らぬ点がいっぱいあったのですけど、生徒にとっては、記憶に残ってもらえていたなら、これほど光栄なことはありません。
当時、保護者のかたからどう思われどうていたかわかりませんが、生徒の心には少なからずとも悪いイメージは残ってないのかな?
僕たち親は、親の目線で学校の先生を評価しがちですが、子どもにとってどうなのかを大切にしたほうがいいです。子どもが先生のことを好きなら、それでいいんです。そして先生は、子どもからも親からも気軽に話しかけられる存在であってほしいですね。
こうやって毎日が感動の連続。本当にありがとうございます。今日は京都府福知山市立上豊富小学校の講演へ行ってまいります。小学1年生から保護者の皆様まで、幅広い参加ですが大爆笑でアンガーマネジメント学んでいただきますよー!
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