子供のやる気アップ!がんばれより子供がやる気になる親の言葉
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【がんばれ!は言わないほうがいい】
昨日が参観日の学校も結構あったようです。
さて、あなたは参観日で我が子の様子を見たとき、学校から帰ってきた子どもへどんな声をかけていますか?
がんばれ!は子供のやる気を失わせる
「もっと積極的に手を挙げて頑張って!」
こんなこと言ったことないですか?
その言葉の裏には、
・授業は積極的に手を挙げるべき。
・活発な姿こそ子どもらしい。
・消極的な人になってしまう不安。
・他の子供に比べてできないことへの焦り
親としてはもっと頑張れと励ましているつもりかもしれません。
でも実は、子どものやる気を失わせています。
がんばれ!は子供の苦手なことに言う言葉
『がんばれ!』
それは、子どものできていないことに対して、できるようになるよう、励ましで言うことが多いですよね。
ということは、できている部分を見ていないとも言えます。
子どもなりにできている部分に注目したらどうでしょう?
たとえ手を挙げなくても、認める部分はありませんか?
・真面目に授業を受けている
・話を真剣に聴いている
・真剣に考えている
手は挙がらなくても、がんばっていることはあると思います。
がんばっているね!の言葉は子供を認める言葉
子どものがんばっている部分を認める。
そうすれば、自然と言葉も変わってきます。
「がんばっているね!」
って言葉へ。
あっ、でも勘違いしないでくださいね。
例えば、授業中に友達の邪魔してたのに
「がんばってるね!」
なんて、無理やりいう必要はないですよ。
意味もなくおだてるのではないですからね。
子供は親から認められていると実感すると言葉がなくても安心
3年くらい前だったか?
「『がんばれ』より『がんばってるね』という言葉を使うほうがええんよ」
と娘が自慢げに教えてくれたことがありました。
すると次男からまた深イイ言葉が!
次男「『がんばってるね』も俺には必要ないなあ」
妻「えっ、じゃあどう言ったらいいの?」
次男「う~ん、なんて言ったらいいんかなあ・・・。そんなこと言われなくてもお父さんもお母さんも自分を応援してくれているってわかっているから」
僕と妻はビックリ!
でも親の気持ちがこんなふうに伝わっていると嬉しいです。
『がんばれ!』を言わなくても、子どもは子どもなりに毎日がんばっていますよ。
GWは、子どもを労ってくださいね。
関連ブログもどうぞ!
→子供の自己肯定感の育て方!比べない子育てがなぜ子どもに良いの?
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。