怒りの扱いアドバイザー&元中学校教師いなっちこと稲田尚久です。
高速バスで移動の日々。
乗り継ぎですが、岡山県津山市から名古屋まで、なんと5000円かからずいけちゃいます。
さらに、一昨日は京都から広島まで2900円。
それも、このグレードですよ。
4列シートだと最高級に入ると思います。
さて、何が言いたいか?
僕には、高速バスは【こうあるべき】があります。
4列シートはワイドであるべき。
隣の人との間に仕切りがあるんです。
足置きはあるべき。
コンセントはあるべき。
窓ガラスはスモークガラスであるべき。
でも、全て満たされるバスにいつも乗れるわけじゃありません。
どこまでだったら許せるか?
自分で基準があるのです。
べきの境界線を明確にしないと伝わらない
では、子育てや教育現場ではどうでしょう?
「ちゃんと掃除しなさい」
親や先生は、どこまでできたらOKなのか?
子どもには伝わりません。
・ほうきの持ち方?
・掃いていく方向?
・黙って掃除する?
明確にしないと伝わらないんですよ。
①ここまでできれば完璧
②完璧じゃないが許せる
③許せない
3つに分けて考え、②がどこまでだったらOKかを見せたり、伝えたり日頃からしておくことです。
完璧を目指しすぎないこと
ただし、良いか悪いで判断はやめましょう。
①ここまでできれば完璧
これだけで、いつも判断している。
②完璧じゃないが許せる
という部分がない親や教師。
子どもは苦しいです。しんどいです。
人間は不完全です。
大人でも同じです。
完璧を目指すことは悪くない。
でも、完璧にならなくていいという余裕が必要。
プロセスを大切にして認めてやる
完璧を目指していたけど、到達できなかった。
子どもは悔しいですし、落ち込みます。
でも、そこへ向けての努力をしているはずです。
そこまでのプロセスを認めてやれたらいいですね。
「親や先生は、僕のがんばりをわかってくれてる」
そう思えるだけで、子どもは安心します。
そして、またがんばろうという意欲につながりますよね。
上手に叱れば子どもの意欲につながります
・べきの境界線を明確化する。
・完璧じゃなくても許す
・努力のプロセスを認める
こういったことを意識してみましょう。
そして、どうしても叱らなくてはいけない場面はしかればいいのです。
どうやったら上手に叱れるようになるのか?
怒りで後悔しないためにはどうすればいいのか?
親も教師も学んでおきませんか?
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