あなたの子どもを「いい子」だと安心していることの危険性とは?
怒りの取り扱いアドバイザー
いなっちです
家に帰ってまで「いい子」である必要なし
昨日のブログで
外面のいい人は
家庭でイライラをぶつけやすい
ということを書きました。
原因は『心のコップ』へ
疲れた
むなしい
つらい
悲しい・・・
といった
ネガテイブ感情の水がたまり
コップから水があふれそうな状態
になっているからなんです
とくに仕事をしていると
お客様、取引先、同僚、上司・・・
様々な要望に答えたり
人に合わせたり
こういったことは
ストレスになります
そして、ヘトヘトになって
家に帰り着いたときは
心のコップに水がいっぱいの状態
妻や子どもの一言で
心のコップの水が
バッシャーン!
とあふれ出る
これが『怒り』なんですね
「外面がいい」
というのは
「気をつかう」
ということでもあります
子どもの頃から
「いい子」
と言われてきた人に多いです
「いい子」
と言われると
「いい子」
で居続けなきゃいけないと
子どもは思い続けます
これって、しんどいんです
でも「いい子」でいると
親は怒らないし
認めてもらえるから
それなら、もっとがんばろうと
子どもは努力します
親は親で
手のかからない子どもを
「いい子」だと
勘違いしていまうのです
この勘違いの親子関係
どこかで破綻する可能性大
多くの人は
思春期あたりで
「いい子」じゃなくてもいいんだ
と気づき
親に反抗したりして
自分を再確認するんですよね
だから、親のみなさん安心してください
家でイライラを出せる子ども
順調な成長してますから
逆に、家で「いい子」なのに
学校でイライラを出す子どもは危険です
親は自分の子どもは
「いい子」で間違いない
と思いこんでいますから
関係が破綻しても
それを受け入れられず
子どもが「いい子」でないことを
許せないのです
そうなれば、子どもは
ますます反発し
取り返しのつかないことになるかもしれません
ということで
外面がいい人というのは
ある意味、正常なんですよ
ただし、家の中での
イライラのぶつけかたが
人を傷つける
という手段になっている人
これは、いけません!
DV・虐待につながりますからね
あなたのイライラ
どう対処していますか?
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