こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
毎日いろんなニュースをチェックしているんですが、それにしてもイライラや怒りが原因となる記事が多いですね。
今回はこれ。
母親から携帯電話取り上げられてイライラ 20歳無職男が部屋を「爆発」させ、逮捕
J-CASTニュース10/14 http://www.j-cast.com/2015/10/14247881.html
京都市で20歳無職の男が自宅の布団にライターのオイルをかけて火をつけ外出。
その後、そばに置いた数本のスプレー缶の一つが引火して爆発し、窓ガラスが割れるなど大変なことに。
男はアルバイトをしている母親(45)と弟との3人暮らし。
仕事もなく毎日ぶらぶらしていて、事件を起こした日は朝からずっと携帯電話をいじっていたそうです。
母親が怒って携帯電話を取り上げ、それが引き金になって布団を燃やすことに。
ではこの事件をアンガーマネジメント的に考えてみましょう。
今回の事件のキーワードは
『心のコップ』
以前にもお伝えしましたが
つらい、苦しい、しんどい、悲しい、むなしい・・・・
といった、ネガティブなマイナス感情が心のコップへ溜まりに溜まって
何かをきっかけにあふれ出す。
これが『怒り』の感情というわけです。
きっと母親と息子、それぞれの心のコップにたまったマイナス感情があふれ出したに違いありません。
事件の詳しい背景はわかりませんので、あくまでも想像できる範囲で考えてみますね。
まずは親の立場で考えてみます。
・20歳になったのに、仕事もせず家で携帯電話をいじっている。
・いつになったら仕事をするのか?この先が不安。
逆に息子の立場で考えてみますと
・仕事をしなくてはいけないのはわかっているがうまくいかない。
・毎日母親からうるさくいわれている。
こうやって、毎日の生活の中でお互いが心のコップへマイナス感情を溜めていったことが考えられます。
怒りの感情は、持続する性質があります。
持続すれば、怒りは成長し増幅されていきます。
恨みにまで発展するのです。
親と子の基本的信頼感が育っていれば、このような事件は起きないはずです。
そして、怒りの感情コントロールの方法も知っておけばさらに効果的ですね。
ちなみに私の20歳の頃は、携帯電話もまだ普及してなかったですね。
トレンディードラマ全盛期。
自分もトレンディー俳優ぽく?こんな感じでした。
教育実習での記念写真。
生徒に見せたら、今のほうが若いという生徒もいます。
そうですかねえ?
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