問題行動の根本 に気づいていますか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
2017年3月31日に24年間の教師生活に幕を閉じて5年が過ぎました。今日で個人事業主として独立6年目に突入です。
今日までの講演・研修の回数は、延べ509回。さらに、カウンセリングや子育てのお悩み相談なども数多く行ってきました。
僕自身が営業して勝ち取ってきたという仕事はほんの一握りで、ほとんどが誰かからの紹介であったり誰かからのご縁であったり、またこのブログをご覧になっていた方であったり・・・、僕の努力ではなくご縁をつないでくださった方のお陰です。本当にありがとうございます。
子供をコントロールしていませんか?
講演&研修、カウンセリング、僕の中心となるテーマは『人間関係』。
この5年間改めて気づかされたことは、人の悩みの多くは人間関係だなあってこと。そしてその中でも『親子関係』が人の『根本』を作っているなあと痛感しています。人間関係が良好な人の共通点は何だと思います?
それは『相手をコントロールしない』ということです。
「そんなこと分かり切ってます」と言われるあなた。そう言いつつも我が子を無意識にコントロールしようとしているかもしれませんよ。
なぜなら「我が子のため」と思い、親として当然だと思っている行為だったりすることが多いから。
「そんなことでは大人になってから困るから」「このままでは自分の進みたい学校へ入ることができなくて辛い思いをさせたくないから」と我が子のために言っている言葉が、実は我が子をコントロールしようとしているんですよね。
そこに気づけているか?気づけていないか?はものすごく大きい。それは様々な親御さんからの相談に関わってきてはっきりとわかるようになってきました。
例えば、「子供が学校へ行きたくない」「学校を休みがち」「休めば家でゲームばっかり」・・・、こういった相談を受けることがありますが、多くの親御さんはこういった子供の行動を問題と捉えます。
でも、親から見た『子どもの問題行動』と思えることって、実は問題じゃないんですよ。それはどうしてか?
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