思春期は葛藤するから白黒判断できない
思春期の子どもに、白黒思考が通じない理由とは?
それは「自分とは何か?」という、自我同一性(アイデンティティ)を確立させる時期だからです。
自分の色は何色かを試行錯誤しながら見つけていくじきなので、白か黒で判断できる時期じゃないんですよ。
このことについては以前のブログ親の価値観 を押し付けない!思春期を乗り越える子供の対応で書いていますのでご覧ください。
だから思春期に、親が白黒はっきりさせようと、ビシッと正論かざすと子どもは嫌がりますね。
親が良く言うセリフ「そんなことやってたら、将来困るよ!」は、一番効果のないセリフ。
自分でもわかっていることを敢えて言われることほど、嫌なことはないんですよね。
親が子どもを認める姿勢を大切にする
アンガーマネジメントでは、自分が正しいと思う願望や理想「こうあるべき」を考えることが大切です。
子どもに対して親の「こうあるべき」と違うことがしょっちゅうありますよね。
そんなときは「子どもならまあそんなこともある」と思うようにしておくことが大事です。
だから子育てでは「まあええか」「しゃあないな」という部分が必要ですね。。
ところが、親の思考が「成功か失敗」「良いか悪い」といった白黒思考だと大変。
親の「こうあるべき」と違うので、子どもを否定することになります。
失敗すれば怒り、成功すれば褒める。
これでは、子どもは苦しいです。上手くいかないこともあるけど、頑張ったことはいっぱいありますよね。
これは子どもだけじゃなく、親も同じ。親として頑張っているけど、上手くいかない。それはそれで大丈夫。
親としてがんばっている自分を認めてほしいです。
親も子どもも、認められることが一番大切なんですよ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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