夏休みの過ごし方 がダラダラでもいい!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
夏休みに入りましたが、すでに7月も終盤。最近は夏休みが短くなって2学期の始まりが8月中という学校が増えているようです。
そうなると、7月中に宿題がどれだけ終わっているかが、親としては気になりますよね?
ところが親の心配をよそに、子どもはダラダラ・・・。親はソワソワイライラ・・・。
うちの娘もグデグデ、ダラダラでしたよ。
子供が勉強する姿で安心しているのは危険
娘が高校生のときのこと。夕食後はテレビの前でダラダラな娘。それを見て妻との会話。
僕「すげえなあ、あのダラダラ感。世間の親は、あの姿見ていたら許せんのじゃろうなあ。」
妻「そうねえ。そういう人もいるよね。」
僕「子どもが宿題や勉強しとったら、親は安心するんじゃろうけど、俺はそれよりも素の娘の姿が可愛いわあ。ハハハ。」
僕も妻も、『ありのまま』の娘の姿を見て、いつもニコニコ。可愛くてたまりませんでした。
ところがその逆に、勉強している子どもの姿を見るほうが安心する親もいるんですよね。
これって、子どもにとっては重荷ですし、とても危険なことが隠れています。
僕が出会った生徒で「うちの親は、勉強している姿さえ見せていたら喜ぶ。」と言う生徒がいました。
でも、それは子どもにとって不満ばかりたまっていくので、結局その不満は大きな反動となって現れてしまいました。
夏休みの過ごし方 がダラダラは安心
家庭は安心出来る場所。だから、子どもはダラダラするんです。それは、正常な行動。
でもそうじゃない子どももいました。あなたの子どもは大丈夫ですか?
次のページで、そのチェックができますのでご覧ください。
次のページへ続く。
1
2