自分の個性や強みが色だとすると「自分って何色なんだろう?」って、試行錯誤する時期が思春期だと思います。
パレットにいろんな色の絵の具を出し、その色を混ぜて自分らしい色を探すんですよね。
混ぜすぎちゃうと、ドロドロと濁った色になってしまいます。まさに思春期の心の状態。
そうやりながら、自分の色を見つけていきますが、親が「〇〇ちゃんみたいなピンク色に少しはなってみたら?」って言われて、一生懸命に白色と赤色を混ぜてピンク色を目指しますが、完璧に同じピンクにはなりません。
それより、もともと持っている赤色や白色を活かしたほうが鮮やかに輝きますよ。
また、もし赤や白じゃなく青色しか持っていなかったら、絶対にピンク色なんて作れません。でも、青色には青だけの良さや強みがありますね。
それが、人それぞれの個性というもの。今やっと個性を伸ばしていく時代がやってきたなあと思います。
親の価値観 の押し付けはやめる
親の価値観 を子どもへ押しつけるのではなく、親はいろんな世界や価値観を知り、子どもに伝えていくことが大切なんじゃないかと思います。
高校・大学・仕事、今はオープンスクールやインターンシップなど、僕が学生の頃とは比べものにならないくらい、自分で体験して選べるシステムになっています。
子どもが自分で人生の選択をしていくことが大切です。もちろん、親の意見は言えばいいですが
「A高校じゃなきゃ、将来困るよ」「A高校にじゃなきゃダメだ」といった、価値観の押しつけはやめておきましょうね。
親が良かれと思うアドバイスは、逆効果になります。
子どもが自分にあった環境を選び、その環境で自分らしさ、自分の色を輝かせられるのが一番子どもにとって幸せなんですよ。
自分の置かれた環境や状況で、いかに自分らしく充実した生き方ができるか?それが、一番大切なことだろうと思うのです。
自分の進路決定へ向けて、まだ真剣に考えていなくても、受験勉強していなくても、それは子どもが自分で経験し、そこからどうするかを決めていくこと。本当に進路のことを全く考えていない子はいないのです。
子どもにまかせて、親は進学費用の確保をしておきましょう!
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