成功体験より失敗体験 のほうが子どもを成長させる!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
「子どもに成功体験を積ませたい」と、親であれば誰もが思うこと。
でも実は、成功ばかり意識しすぎるのはマズいです。
片付けをしない子どもへ親が意識することは?
成功を意識しすぎると、失敗させることを親は恐れてしまい、失敗させないようにあれやこれや制限ばかりしてしまったり、子どものやることにダメ出ししたりしちゃいます。
「それはダメ!」
「言ったとおりにしないから、そんなことになるんだ!」
一方的なダメ出しや、親の見方や判断だけのアドバイス。
こうなってしまうと、子どもの成長に悪影響しか出てきませんね。
教師をしていた頃も感じていましたが、頭ごなしに「ダメ!」を強くかけられた子どもって、すごく自信がなかったり、指示がないと動かなかったり、言われたことしかできない子どもが多いです。
そして、ちょっとしたことでダメージを受けやすいですね。
子どもが自信を持って自分の足で人生を歩んでいけるようにするには、まずは親の意識を変えることです。
特に片付けのことについて、講演のときにも質問がよく出ます。
「片づけをしない子どもに、どうすれば片づけをさせられるか?」
「片づけをしない子どもを見ると、腹がたちます」
そういう質問へ僕はどう答えているのか?
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