自分のパターンを崩してみれば、自分を変えられる!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
年末年始はどのように過ごされていますか?新型コロナウイルスの感染を避けて、帰省をせずに自宅で過ごしたという家庭も多いかと思います。
正月気分が抜けない子どもへ怒ってしまうパターン
僕が子どもの頃を思い出すと、年末年始というのは子どもにとってワクワク感満載でしたよね。普段は寝ている時間に起きて夜更かしして年越しができましたから。
さらに正月はお年玉がもらえるし、自分の好きなことをして過ごせて、非日常体験が嬉しかったものです。
ところがそれは、長くても正月三が日に限ったこと。子どもがダラダラ過ごしていても「三が日くらいは許しておこう!」と、目をつぶっているのではないでしょうか。
正月三が日が終わると親は仕事始めとなるかたが多いでしょうが、子どもはまだ冬休みが続きます。
子どもはまだまだ休みなので、正月が続いている気持ちでいるんです。だから、いきなり4日から「よし!今日から気持ちを引き締めて宿題するぞ!」と、気持ちを切り替えるのは難しいのが当然なんですよ。
仕事が始まっている親から見れば、「いつまで正月気分で過ごしているんだ!?」と、怒りのボルテージは急上昇。
結局毎年のように、新年早々子どもへ雷を落として「はあ~、今年もまた同じようなことで子どもへイライラする1年の始まりなのか?・・・と、自己嫌悪で1年がスタートするというパターンに陥っていませんか?
人というのは良くも悪くもパターンにはめて行動しています。
例えばスポーツ選手が試合前は毎回同じ動きをすることで、自分のパフォーマンスを最大限に発揮させるための行動パターンをもっているということを聞いたことがあります。これは良い方のパターンです。
ところが、悪い方のパターンもあり、毎回「ああ~!自分が嫌になる」と自己嫌悪になるパターンです。
イライラしたり怒ったりするとき、実は自分の決まったパターンがあるんですよ。だから、同じような出来事でイライラしていませんか?
そこで、自分のパターンを崩してみる、それも大切なんですね。実はこの年末年始、僕たち夫婦は毎年のパターンを崩して、すごく新鮮な気持ちを経験できたので、次のページで紹介しますね。
1
2