パターンを崩せば怒りの悪循環から抜け出せる
その新鮮な経験とは何か?大したことじゃないんですけど、実は僕たち夫婦、結婚26年目にして初めて自宅で年越しを経験したんですよ。それも、夫婦と長男の3人だけ。
初めて自宅で年末年始を過ごしてみると、にぎやかさはありませんが、気を遣うことなく穏やかに自分たちのペースで好きなように過ごせる良さがあることを知ったのです。
「あと1週間くらい、録画したドラマを自由に見ながら過ごせるこの穏やかな日が欲しいわ」と、昨日妻がしみじみつぶやいてました。
そういえば、結婚してから年末年始は両家の実家へ行ってましたから、なんだかんだ慌ただしい年末年始でしたし、そういうものだと思い込んでいたんです。
「年末年始は実家に行ってにぎやかに過ごすもの」と思い込んでいたので、今年の正月は寂しい気持ちになるのかなあと思っていましたが、予想以上にリラックスできているんですよね。
このようにパターンを崩してみれば、新たに気づくことがあります。
子どもとの関わりでモヤモヤしているなら、試しに接し方のパターンを変えてみませんか?
正月気分の抜けない子どもへ「いつまで正月気分で過ごしているんだ!?」と、毎年同じセリフを言うパターンを崩してみるんです。
「今年は、何も言わない!冬休みの宿題は子どもに任せる」とか、それが難しいのであれば「子どもへの注意は一度言ったら、それ以上は言わない!」とか、できている部分を見て「ここまで出来てるね」と言うのはいかがでしょうか?
自分のパターンを崩して変えるときのポイントは3つ。
①上手くいっていることを変更しない
②上手くいったことを繰り返す
③上手くいっていなければ、違うことをやってみる
新年早々から子どもへ怒る。それで上手くいっていないのなら、違うことをやってみるのです。
もしそれが上手くいったのなら、繰り返してみましょう。
一気にいろんなことを変えようとすると長続きしません。一つだけでいいので取り組むことを決めてください。
それも、できるだけハードルの低い取り組みやすいことからです。
そして、小さな成功体験を積み重ねるスモールステップが大切ですよ。あきらめずに、続けていきましょう。
「今年こそは自分を変えたい!」と思っているのであれば、まずは自分のパターンを知るところから始めてみましょうね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2