岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
とりとめのない子どもの話に耳を傾けていますか?
商業出版に向けて、昨年から話が思うように進んでおりませんが、最近、某有名出版社の編集長とご縁をつなげてくださる機会をいただき、新たな企画書を練り始めています。
が、しかし、思うように企画書のアイデアが出てこない。
そんなとき、次男からヒントをもらえないかと思って聞いたんです。次男の言葉がとっても深イイので紹介します。
子どもを否定しないことが最高の関わり方
僕「子どもにとって、親のどんな関わり方がいいと思う?」
次男「芸能人が過去の親との感動シーンとか話をするけど、そうじゃなくて、生まれてから日々の親の当たり前な関わりが大事じゃないかと思う。」
僕「当たり前の関わりって?」
次男「その日にあったことを聴いてもらうとか・・・」
僕「なるほど」
次男「名言や名シーンは印象に残るかもしれんけど、日々の地味なちょっとした関わりだけ見たら薄っぺらいことも、それが地層のように重なっていくと立派な厚みとなっていくから。」
僕「おおー!名言じゃなあー!」
次男「当たり前のことを、どれだけしてもらえるかが大切なんじゃないかなあ?」
僕「じゃあ、当たり前のことって何?」
次男「否定しないことかな。」
次男からヒントをもらえたような気がします。ありがたいです。
そして、次男の「否定しないことかな。」という言葉から、娘がまだ高校生だった時に書いたブログを思い出したので紹介します。
とりとめのない子どもとの会話に大切な意味がある
仕事を早めに終えて家に帰ることができたので、高校生娘の帰りを迎えることができたときのこと。
「ただいま」と汗だくで帰ってきた娘が、すぐに冷凍庫からアイスを出して食べながら話しかけきました。
娘「今日なあ、学校で進路ガイダンスがあってな」
僕「うんうん」
娘「進路の希望を第3希望まで出していたから、音楽音響芸能・建築インテリア・美容理容の3箇所を見に行ったんよ」
僕「へえ~」
娘「それでな、音楽のところは芸能関係の専門学校の説明聞いて、スッチーやトレンディエンジェルとかが学校に来たり、その説明した人は森三中のクロサワと会ったり、もこみちと写真とってて見せてくれたし、・・・」
僕「ほ~ん、すごいなあ」
と、まあ、ゆる~い会話が続いたのです
(帰ってゆる~く過ごす娘)
年頃の高校生女子が嬉しそうに親父に話しをしてくれるなんて、もう胸がキュンキュンですよ。こんな幸せなことはありませんね。
こうやって、何気ないことを普通に話してくれるのは、普段から、娘が話をしてくれるとき意識していることがあるからです。
それは『否定しない』ということ。
どんなにくだらないことでも、「それおかしくない?」ということでも、とりあえず『聴く』。耳を傾けるんです。
『話したいことを話したいだけ言わせる』ということが、ポイントなんです。
くだらない話や、あきらかに違うだろうってことだと「何バカなこと言ってんの!」と思わず否定しまいがち。
でも、とりあえず言わせて、その後から親としての気持ちを伝えればいいんですよ。
こういった積み重ねが、子どもと良好な関係を続けていけるコツなんです。
これはまさに、次男の言っていたことですね。
あなたは子どもの話を聴いていますか?
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