岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
2年前の、妻と当時高校3年娘の会話。
妻「買い物行ってくるけど何かほしいものがあったらメモに書いておいて。」
娘「ジュースとアクエリアス」
その後、妻が買い物から帰ったときに、娘のリクエストだったジュースを買い忘れたことに気がついたんです。
妻「あ~。ジュース買ってくるの忘れた~!ごめんね~!」
娘「いいよ~。」
スマホをつつきながら、穏やかな口調で答えた娘。
妻「許してくれてありがとね~。明日買ってくるね。」
親が子供のミスを責めなけば親子関係は良くなる
そのあと妻が僕に言いました。
「ふだんからこっちが許してあげてるから、子どもも親のミスを責めずに許してくれるよね~。」
そうなんです。子どもに対して許すということをしているので、子どもも親に対して許す幅が広くなるんですよね。
これって大切ですよ。人間なので、忘れることやミスすることは大人でも子どもでもあります。
わざとやっているわけではないく、悪意があるわけでもなく、ミスはあって自然なことだと思います。
でも、ミスを一つ一つ指摘し、さらにお互いに指摘しあうようになったらどうでしょう。
親子関係は険悪になるばかりですよね。
だから我が家は、子どものミスを責めません。
だって、わざとではないし、悪意もないし、結局は後からどうにかなること。
子どもを責めないという積み重ねは、子どもが親のミスを責めないことにつながってます。
子どものミスを責めずに許しておけば親子関係は良くなるんです。
子どもの頃のミスなんて、いつの間にか減っていくか、自分なりの対処方法を身に着けていくんですよ。
子育てはシンプルに許すことを考えればいい
親が子育てで完璧を目指す。
それは、子どものミスを許さないことになります。
だからまずは、子育てに完璧を目指さないこと。
一つのミスを無くすために、親子関係を悪くするリスクをおかしていませんか?
一つのミスをなくしても、また次のミスが出てくるものです。
世の中には、いろんな子育て論があふれています。
でも、それはたまたまその親御さんに合っていたからできたこと。
そして、子どもの特性に上手くマッチしたからできたことってことが多いです。
それより、子育てはシンプルに考えればいいんです。
それは、たったこれだけ!
『子どもを許す』
これで充分ですよ。
「まあ、えっかー!」
そう思って、ゆる~く子育てすればいいんです。
そうは言っても子どもを許せないと言うあなた。
それは、あなたの中にある基準やこだわりがあり、そのことを「まあ、えっかー!」って、許せないんですよね?
ということは、子どもを許せないのはなく、あなたが自分自身を許せていないということです。
もっと、自分自身に「まあ、えっかー!」って、いろんな場面で許していくことから始めましょう。
それが、子どもを許すということにつながっていきますから。
自分を許すというのは、自分を肯定するということ。
自分を肯定せずにおいて、子どもを肯定するのは、とっても難しいことですよ。
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