怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は名古屋からの帰りに、一度行ってみたかった滋賀県の石山寺へ立ち寄ってみました。
妻も僕も寺社参拝や仏像を見るのが好きです。特に妻は仏像に詳しくて大好きなんですよね。
石山寺は747年創建の歴史あるお寺。紫式部が源氏物語を書くとき、ここへこもって書いたそうです。
ご神木で写真を撮ると、なんだかパワーを感じる光の写真が撮れました。
今まで子連れでのお出かけばかりだったので、夫婦でゆったりと時間のことを考えずに見学できたことがとっても新鮮でしたね。
さてお寺と言えば、僕の母方の祖母7回忌のときのブログを思い出したの紹介しますね。
アンガーマネジメントとお説法に共通点
大学生だった長男も京都から帰ってきてくれて、久しぶりの家族5人揃った夕食。
3人の子どもの何気ない会話や姿が微笑ましく、とっても幸せな気分になりました。
こんな幸せを感じさせてもらえることは、先祖の皆さんが命を次の世代へつないできてくださったお陰です。
そして、法要があるおかげで普段は会えない人たちとも会えることも、命のつながりだなあって感じます。
お墓参りもして、あらためて感謝の気持ちを亡き祖母へ伝えました。後ろ姿が頼もしくなった息子達。見せたかったなあ。
さて、法要でお寺の住職さんが拝んでくださった後、お説法をしてくださりました。
この住職さんのお説法はいつも大変ためになるお話ばかりで、今日もためになりました。
特に心に残ったのが
良いことはマネでいいから続けましょう
と言われたこと。
最初はマネでもいいから、良いと思うことを続けていけば本物になる。
そして、体に染みついて自然にできるようになる。
でも、それを途中でやめたら、ただの真似事で終わってしまう。
話を聴きながら、アンガーマネジメントも同じだなあと感じました。
方法を知っても、意識して行動しなければ意味がないし、さらに、続けていかないときちんと身につかない。
いったん身についてしまえば、自然にできるようになるんですよね。
今朝も、7回忌へ出発する前、長男と次男の準備が遅くイライラしていました。
でもよく考えたら、前日に今日の出発時刻をはっきり伝えていなかった私が悪いと思い、イライラを子どもへぶつけず、自分を冷静にみつめることができました。
日頃からアンガーマネジメントを意識してきた結果。本当に自然にできるようになっています。
今日は、心穏やかな一日となりました。
こういった話を親が子どもへ言っても、子どもにウザがられるだけです。
けれど、法要といった改まった場所でご住職が話をしてくださると、子ども達も少し気持ちを引き締めて聴いてくれます。
子どもが元気に生きていることに親は感謝しよう
中学、高校と学年が上がっていくと、部活動や勉強で忙しくなっていきますが、ぜひこういった機会には子どもたちも連れて家族全員で参加することをオススメします。
ご先祖様が繋いてくれたからこそ、今こうやって生かされているわけですからね。
石山寺へ参ることができたのも、3人の子ども達が元気でそれぞれに好きなことをやってくれているからだし、僕も妻も両方の両親が元気でいてくれるです。
今、こうやって生きていることは、あたりまえではなくすごく幸せなことなんだって感じる心を大切にしていきたいですね。
そういう気持ちになれないときって、自分の心の状態が乱れている証拠。
『あたりまえ』の部分をもう一度見直していくようにしてみましょう。
子どもが今元気に生きていてくれることは、当たり前なんかじゃないですから。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。