親の経験を押しつけない!子供への感謝で親子関係は良くなる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログの続き。
過酷な通学状況だった中学生時代。
➡過酷な中学校生活とは?毎日の通学が22kmでも通えた訳とは?
でも、それを我が子に体験させようとは思いません。
通学で忍耐力や根気をつける必要はない
僕は仕事に支障がない限り、または娘が自分で行くと言わない限り、ほぼ毎朝高校生の娘を車で送ってます。
自転車で行っても、10分くらいの距離なのに。
でも、それは好きでやっていること。
中学生の頃、毎日8kmを1時間かけて、途中からは街頭のない山道の登坂を一人で自転車を押して帰っていた僕です。
・通学が自分にとってプラスになった。
・通学で忍耐力や根気がついた。
と思うのであれば、
「自転車で10分程度の距離なら、自分で行きなさい」
って娘に言います。
でも僕は違うんですよ。
通学で忍耐力や根気がつかなかったわけじゃない。
でも、通学じゃなくても忍耐力や根気はつきます。
いろんな経験をしていく中で身に付いていきます。
だって、こんな過酷な通学を毎日していた僕よりも、忍耐力や根気がある人はいっぱいいますから。
親の経験を子どもへ押しつけないほうがいい
自分は中学生の頃、これだけのことをした。
それを子どもへ求めないほうがいいです。
自分ができたことを子どももできるとは限らない。
また、自分にできなかったから、子どもにはできるようになってほしい。
これも、子どもに求めてはいけませんね。
何度もブログへ書いていますが、
『子どもの人生は子どものもの』
これを忘れちゃいけませんよ。
親が子どもの人生をコントロールする。
そんな図々しいことする権利はないのです。
親子と言えど、人として考えれば別人です。
親の遺伝子は受け継いでいますが、親とは違う一人の人間。
子どもへの感謝で親子関係は良くなる
娘を毎朝送って行くこと。
これは、僕の喜びなんです。
車内で会話もないことのほうが多いです。
車を降りるとき
「行ってきます」の言葉もありません。
でも、車から降りて歩く後ろ姿を見るだけでいいんですよ。
制服を着た後ろ姿を見れるのも、あと4か月くらい。
もう二度とない光景。
そう思うと、幸せでありがたいことですよ。
見方を変えれば、子どもへイライラなんてしません。
幸せでありがたいことに変わりますよ。
だから、アンガーマネジメント学んでおく。
申し込みお待ちしています。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。