中年教師をいじる女子生徒?教師も親もユーモアに変えられる力を
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
先日ある中学校前を車で走っていて、赤信号で停止。
横を見ると運動会の練習をしていました。
大縄跳びの練習。
おそらくクラス対抗なんでしょう。
担任らしき先生が、飛び方を自らやってみせてました。
あー、僕もこんなことやってたなあ。
なつかしい気持ちになっていると、こんなことを思い出したんです。
中年教師のソックスの穴をシャーペンでいじってくれる女子生徒
運動会終了後のこと。
生徒は運動会を振り返って作文を書いていました。
作文を書いている間に僕は、運動会のために生徒が作ってくれたクラス旗を教室へ掲示しようとしていたんです。
クラス旗は大きいので、ロッカーの上に登って天井部分からじゃないと掲示できなかったんですよね。
ちょっと高い場所なので、イスに座っている生徒から私を見ると、足の裏が見えます。
ロッカーの上で必死で旗を取り付けていると、僕の踵にコショコショと感触が!?
ビックリして振り返ると、ある女子生徒がシャーペンで踵を突っついてたんですよ。
僕「ちょっとなに~!?」
生徒「ハハハー、先生ソックスに穴開いとる。」
僕「えっ!?マジか?あっー、ほんまじゃ。ハハハ」
僕もその生徒も、さらにはクラス中が大笑い。
ソックスの穴一つで、クラスの場が和んでくれました。
中年教師のソックスの穴をシャーペンでいじってくれる。
当時、僕は44か45歳。
それも女子生徒が。
こんなにありがたいことってないですよ。
教師はユーモアに変えられる力を身に着けた方がいい
教師時代いろんなことがありました。
もちろん、腹の立つこともありました。
でも、できることならユーモアに変えられることは変えた方がいい。
そうすることで、教師も子どももお互いに笑って終われることもあるから。
普段から、そうやって子どもたちへ接するように心がけていたつもりです。
教師がしかめっ面でいる。
教師が偉そうに威圧的でいる。
そんなことをしていたら、子どもは教師のソックスを見ても、陰でコソコソ笑うだけで終わります。
普段から、ユーモアや笑顔を大切にしていたことで、子どももソックスの穴を突っついてやろうってなるんですよね。
こんな小さなことでも、子どもたちと一緒に大笑いできる。
こういったユーモアに変えられる力が教師には必要だと思うんですね。
子育ても親はユーモアに変えて子どもと笑う
僕は基本的に、自虐的なネタで人が笑ってくれるのが好きなので、こうやって出来事を楽しめるようにしています。
子育てでも仕事でも、それができるといいですよね。
毎日おもしろいことなんてない?
そう思って生活していれば、こういう出来事で笑うことはできません。
おもしろいことはそこらじゅうにあると思って生活していれば、ちょっとしたことでも喜べます。
子育てでも仕事でも同じです。
自分の見方しだいで、人生は大きく変わります。
出来事にどんな意味付けをするか?
それは、その人が決めることですからね。
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