親の怒りの感情は子どもへ連鎖していることに早く気付いてほしい
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
来週が祖母の三回忌。
その準備の手伝いに実家へ帰ってきました。
僕の実家は、岡山県真庭市。
旧勝山町の曲りという地名。
細かく言えば、滝の上という地名。
地名だけでも、山奥の雰囲気が伝わるでしょ?
標高560mに9軒の集落
でも、3軒しか人が住んでいません。
まさに限界集落の典型的な場所。
そんな集落の一番高いところにあるのが僕の家。
家に上がる自動車がギリギリの道。
自動販売機にジュース買いに行くのに5km山を下ります。
中学校までは20kmありました
だから、JRで通学。
JRの駅まで8km自転車で毎日通ってました。
その我が家のお墓は家よりさらに高い場所。
正面上の杉檜の密集している所。
お墓には水道もないので水を運びます。
急坂なので休憩しながら。
でも、二往復しましたよ。
祖母の石塔を洗ってスッキリ。
夜は父親と晩酌。
晩酌といっても早いんです。
なんと18:30に寝床へ入る親父
以前は20:30で早いと思っていましたが、さらに早くなっていました。
父親は2年前に早期胃がんで胃を切除。
でも、転移もなく元気に過ごせているのでありがたいです。
父親はなかなか難しいところがあります。
自分が正しいと思うことは、すべて正しいと思う父
そういう人なんです。
だから、僕も社会人になって、自分の考えと違うところはすごくぶつかっていました。
お盆や正月に実家へ帰っても、酒が入った勢いで父親と口論になることも度々。
でも、アンガーマネジメント学んでからは口論もなくなりました。
それはなぜか?
僕が変わればいいんだと思ったから
自分が変われば、周りも変わる。
そう思うようになって、父親との関係も良好です。
ときどき、自己中な父親の様子を見て、相変わらずだなあと笑って過ごせるようになっています。
さて、翌日は墓の周辺を草刈り。
終了後、家に帰る途中のこと。
信号待ちでLINE見ると、妻と娘は岡山市の次男とイオン岡山へ行っているとのこと。
「もうすぐ、家に着くよ」
と、投稿。
すると、妻から電話。
妻「あれ?明日帰ってくるんじゃなかったの?」
僕「いやいや、そんなこと言ってないけど」
妻「ごめん。勘違いしてたわ。でも、修学旅行の買い物もしなきゃいけないし、一緒に夕飯食べて帰りたいから」
僕「じゃあ、勝手に晩飯食っておくわ」
すんなりと納得。
いつもの僕なら間違いなく
「ったくもう!一人か!?」
って言っていたでしょうね。
僕も父親と同じような自己中なブラックいなっちが時々出ます
でも、妻だって娘の修学旅行の用意の買い物や、一人暮らしの次男の生活品の買い物など、子どもたちの世話をしている。
それで、イライラする自分は情けない。
ここで怒れば後悔する。
アンガーマネジメントで大切なこと。
それは、怒りで後悔しないこと。
怒る必要のないことで怒って後悔。
怒る必要があることで怒れず後悔。
どちらも良くないんですよね。
親の怒りかたや口癖は知らないうちに子どもに身に付いています
感情は連鎖します。
父親から連鎖した怒りの感情。
僕は同じように息子へぶつけていました。
それも、自覚のないままに。
今思えば恐ろしいことです。
だからこそ、親は自分を点検する必要があります。
感情コントロールできなきゃいけません。
できれば、マイナスの感情の連鎖より、プラスの感情の連鎖がいいですよね?
怒りより喜び。
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