幸せが見つからないあなたへ気づいて欲しい事とは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師のいなっちです。
昨日の親父の散髪をしてみて
こんなことできるのも、もしかしたら二度と無いかもしれない。
人の命はいつまでもあるわけじゃない。
そう思ったのも、僕が尊敬しお世話になっている
心の元気パートナー「石川達之」さん
の講演を思い出したからです。
石川さんは鳥取県の消防局に32年間勤務され
多くの火災、災害、救急現場で心の限界状態を経験。
壮絶な現場活動で学んだ「本当の幸せ」を伝えるために早期退職され、歌う講演家として、人の心を元気にする講演活動を全国で展開されています。
石川さんの言葉で印象的なのが
『幸せはつかむものではなく気づくもの』
消防士は全力で救出しても命を救えなかったときや
現場に到着したときどうにもならない状態だったとき
『無力感』を感じるそうです。
でも、それ以上に苦しい思いをするのが
遺体にすがりついて泣き叫ぶ家族の姿を見ること。
石川さん自作の小冊子にこう書いていました。
「こんなに嘆き悲しんでくれる存在こそ、亡くなった方にとって本当の宝物だったのではないか」
このような現場を何度も体験されたから気づいたのが
『幸せはつかむものではなく気づくもの』
ということなんだということ。
親父は一昨年、早期胃がんが見つかり
胃をほとんど摘出しました。
早期だったので、転移もなく元気に林業をいまだにやっています。
元気だからと言っても
いつまでも元気でいられるわけじゃないですよね。
人間いつかは命が尽きるのですから。
命が尽きる日って、誰もわかりません。
まだまだ生きていてもいいはずなのに突然に命が尽きること。
同級生や教え子、保護者・・・。
僕も何度か体験してきました。
僕自身、死んでいてもおかしくない生い立ちでしたし。
こうやって、命があること。
それが幸せなことと気づかされるのは
突然の死に立ち会ったときだったと
僕も思い出しました。
石川さんが言われるように
幸せに気づく気持ちを忘れず
毎日を大切に過ごしていこう。
今日は母の日。
産んでくれたからこそ、今がある。
親父の散髪から、改めて感じたのでした。
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