こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
すでにニュースで話題になっていますが
岐阜県議会本会議で
「同性愛は異常」
とやじを飛ばした
自民党の藤墳県議
当初は
「自分の思いを議場の中で勝手にしゃべっただけ」
「同性愛を社会全体が認めて拡大すれば人口減少につながる」
「発言を撤回するつもりはない」
とインタビューに答えていました
日テレNEWS24より日本テレビ系(NNN) 12月11日(金)配信
こちら→http://www.news24.jp/articles/2015/12/11/07317110.html
ところが昨日、記者会見で
「発言を撤回する。深くおわび申し上げる」
と謝罪しました。
その理由が
「他の人から言われ、(同性愛者らを)傷つけてしまったかもしれないと気付いた」
と言っています
人から言われないと気づかないとは驚きです
今回の発言は政治家としてあるまじき発言です
さらにその後のメデイアへの対応も良くない
政治家や経営者など
上に立つ人間は、自分の発する言葉に
常に気をつけて、責任を持つべきです
発言がよくなかったと思えば
すぐに謝罪、撤回がセオリーでしょう
持論を展開するのは
『火に油を注ぐこと』
なぜなら、藤墳県議に対して世間の人で
怒りを感じている人もかなりいます
怒りを感じている人は
怒りの原因を作った人に対して
なんとかして怒りをぶつけたいチャンスをうかがっています
極端な場合
「申し訳ございませんでした」
と言っても
「心がこもってない!」
「謝って済むと思うのか!」
など、なんでもいいから
怒りをぶつける理由を探します
今回はまさに、怒りをぶつける理由だらけ
また、謝罪記者会見で辞任を否定し
「選ばれて出てきた身ですので、与えられた職責を全うしたい」
と言っても
自分が選ばれたという意識に欠けているから
今回のような問題発言を平気で言うのではないでしょうか?
さて、文部科学省は
性同一性障害に係る児童生徒や「性的マイノリティ」とされる児童生徒に対して
きめ細やかな対応をするよう
学校現場へ通達を出しています
しかし、政治家の人はそういうことを知らないのでしょうね
岐阜県議会本会議で藤墳県議が
「同性愛者は異常やぞ」
と発言したとき
数名の笑い声が聞こえてきました
私たちは学校現場で、どんな子ども達も
差別なく安心して過ごせること
お互いを認め合うことができること
こういったことに、日々力を注いでいます
そんな気持ちとは反対に
世の中を動かしている政治家には
同性愛者を差別し笑う者が、まだまだいるようです
本当に情けないことです
子ども達をそんな大人にしないよう
私もあらためて気を引き締めていきたいと思います
人気ブログランキング「人間関係」カテゴリーで、現在2位
1位を目指しています。
こちらのクリックをご協力お願いします
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
子育て支援情報サイト『Cnobie』の私の記事がまた新しくアップされました。
『これまで「イライラ夫」だった私が変われた理由』
こちら→https://conobie.jp/article/4404
【お知らせ】
★セミナー講師の甲子園「セミコングランプリ」をご存知ですか?
セミナー講師の未経験者、初心者を対象にしたイベントです。
現在、全国8カ所で開催されており、これまで9年で800名のセミナー講師が
誕生しました。このイベントがキッカケとなり年間200本以上登壇されるよ
うになった方、著者として活躍される方も多数おられるようです。
そして、今年も、No.1セミナー講師を決める大会「セミコングランプリ」
が大阪で開催されます。セミナー講師を目指す、目指さないに関係なく、
誰でも気軽に楽しめるイベントです。ご興味のある方は参加されてみては
いかがでしょうか?
セミナー講師の甲子園「セミコングランプリ2014」
日時:平成27年12月20日(日)13時から18時
場所:グランフロント大阪・ナレッジシアター
詳しくはこちら→http://goo.gl/PwKzss
イラスト版子どものアンガーマネジメント : 怒りをコントロールする43のスキル
- 作者: 篠 真希
- 出版社/メーカー: 合同出版
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!
- 作者: 小林 浩志
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本
この記事へのコメントはありません。