おはようございます。いなっちです。
妻はスクールカウンセラーをしながら、私と同じ(一社)日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターとさらにアンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を持っています。
先月から勤務している小中学校でアンガーマネジメントの授業を自分で考え、行ってきました。
そこで今日のブログは、どんな授業だったかについて妻の報告です。
とても良い授業だったようですので、ぜひ読んでください。
以下は妻が書きました。
この1か月間に、有難いことに、小学1年~中学1年まで、合計5クラスでアンガーマネジメントの授業をさせていただきました。
小学4年生では、小規模校ならではの問題「保育園時代から続く力関係が根強い(-“-)」にメスを入れるべく、アンガーマネジメントのテクニックを伝授!
キッズ用の楽しいメニューを盛り込んだおかげで、ギスギスしていた子どもたちの表情が最後にはニコニコさんに(^^)
一人も外れることなく「一つの輪」になりましょう!とやってみたら、たった6秒で完成!
アンガーマネジメントでは、腹が立っても6秒待つという『6秒ルール』があります。
まさか偶然にも『6秒』とは!?
ちょっと感動でしたね。
子どもは正直です。
「自分は良くないことをしている」と自覚しているし、顔にもしっかり後ろめたさが出ます。
悲しいのは、たいてい出てくる「あ~うちの親、叩いてくる!すぐ怒る!」など、感情のままに振る舞う親の姿。
私が「あなたがお母さんに今日のことを話してあげたらいいよ」
と言うと
子どもは「ん~。でも、『はあ、そう』って言われそう。」
って((+_+))どっちが大人なんだか!?と思う時があります。
中学校1年生では、感想を書く時間も入れたので実質40分。
その割にはがっつり盛り込みました!
自分から「アンガーマネジメントをやってみよう」「幸せな未来を選んでいこう」と思えることが大事。
「自分と未来は変えられる」
ここに重点を置きました!
すごく蒸し暑い日の午後で、イライラ度が増すような条件でしたが、「べき」のワークでは
「おれ、絶対それ嫌だわ~」「それはいいんじゃない?」
などと盛り上がり
「自分と他の人の『べき』が違うことが分かった」
と新鮮に感じとっていました。
感想には「やってみようと思います」「生かしていこうと思います」「幸せな未来にしていきたいです」「自分と未来は変えられる」など前向きな内容が多かったです。
中学生の頭の柔軟さを感じました。
「将来、自分に子どもが出来たら『小さくても一人の人格』として扱ってくださいね。子どもなりに『思い』や『考え』があります。機嫌で叩いたり、怒鳴ったりしないように。」
と将来の虐待防止に向けての訴えもしたので、数年後に思い出してくれたらうれしいですね。
ある小学校の授業をして帰るとき小学生たちがやってきて
「せんせいまたきてねー!」
と言いながらハイタッチしていきました。
いかがだったでしょうか?
子どもたちの心は柔軟です。
授業の中でいままで自分が他人へやったことを真剣に振り返ったり
アンガーマネジメントの3つの約束を守ろうとしたり
自分を変えられることに素直に努力しようとします。
私たち大人は見習わなくてはいけませんね。
子どもたちのためにも、親は子育てのイライラを上手にコントロールできるようになりたいものです。
そこで『子育てアンガーマネジメント体験教室』が岡山県真庭市勝山文化センターで12月6日(日)開催されます。
講師は私たち。いなっち夫婦。
おそらく夫婦2人でアンガーマネジメントをお伝えする講座は、日本全国ほとんどないと思います。
3人の子育てをしてきた経験や教師やスクールカウンセラーとしてさまざまな子どもや親御さんと接してきた経験を生かして、子育てに必要な感情コントロール方法を夫婦でお伝えします。
詳細についてはまたブログでお知らせしますが、13:30~15:30の予定です。
ぜひ子育て中の親御さんに参加していただきたいです。
夫婦で参加されるとものすごく効果がありますよ。
お待ちしています!
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2015
11Jul
妻のアンガーマネジメント授業 夫婦でアンガーマネジメント
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