こんにちは。いなっちです。
ニュースや新聞で報道されていますが
横浜市戸塚区で母親と祖母を刺殺した疑いで高校1年の男子生徒が逮捕された事件。
「夜遅くまでゲームをしたことを祖母からガミガミと注意され、かっとなって刺した」
と供述しているようです。
男子生徒は中間テスト前日の深夜までゲームをして寝坊し
それを理由に祖母から「家の手伝いをしろ」「勉強しろ」などといわれたと説明しています。
以前にもテストのときに同じように言われて、ゲームを取り上げられたのを思い出してカッとなり
祖母を刺したそうです。
ニュースなどでは
「ゲーム注意され、カッとなって刺した」
と報道されています。
確かに、カッとなったのは事実ですが
刺すという行為に至るまでに
少年の心の中へは
アンガーマネジメントで言う
第1次感情(ネガティブ感情・マイナス感情)
でいっぱいだったはずです。
そこを家族が気づいていたのかどうか?
とても気になります。
さらに、以前注意されたことを思い出し、カッとなったと。
怒りは持続することもあります。
どれくらい持続するのか?
それは、世代を超えてまで持続します。
恨み・つらみ
というやつです。
人を刺すと言う行為は、積もり積もった怒りが恨みになったからだと思います。
また、母親や祖母が少年に対して、どう声かけをしていたのかも気になります。
テスト前に夜中までゲームをして寝坊すれば
たしかに腹は立ちます。
それも、初めてのことではないようですから
いい加減にしてほしいというイライラ感もかなり大きいでしょう。
祖母は、何でも命令口調で話すきつい性格で、孫には教育熱心だったようです。
しかし、ガミガミ言って素直に勉強をするはずがありません。
勉強をしなきゃいけないのは、わかっています。
わかっているけど、勉強する必要性を感じていなかったり
面倒くさいから逃げているわけです。
ガミガミ言わない別の方法を工夫しなくてはいけません。
言えば言うほど、言うことを聞かない。
だから、さらに感情的にガミガミ言ってします。
どんどん悪いサイクルにはまっていきます。
やはり、アンガーマネジメントが必要です。
なんとかして、多くの人に知らせていきたいと日々思っています。
まず、小中学生のうちから感情とうまくつきあう方法を知り、自己コントロールする癖をつけていくこと。
さらに、子育てを始める前の親御さんへ、イライラを子どもへぶつけない方法を身に付けてもらうこと。
このようなシステムが浸透していけば、今回のような悲しい事件は減るのではないでしょうか?
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