親が子どもの 悪い所を叱る のを当然としない
あなたが子どもを叱るときって、どんな時?
「悪いことをしたとき」
「行動を改善させたいとき」
おそらくこういったときでしょうね。
悪い所を叱る のは大切です。でも、もっと大切なこと忘れていませんか?
子育ての方法って、自分が親からされてきた方法を無意識のうちにマネてやっていることが多いです。
僕が父親になったとき、自分の父親と同じような怒り方していました。
叱られる側は
「自分が悪いことをしたから当然」
「悪いところを治してもらえた」
と思います。
自分はそれで結果的に良い成長をした。だから自分の子どもにも同じ方法が通用するはず。
そういった思い込みとなるわけですが、実はそうはいきませんよ。
なぜなら、親と子どもは同じ人間じゃないから。性格、時代、環境、経験も違います。
自分の遺伝子を受け継いではいますが、別の人格を持った人。あなたのコピーじゃないのです。
これは仕事をするうえでも同じですね。
「私は上司からこういう指導されて成長できた。だから後輩にも」
部下や後輩への指導でこんな思いはありませんか?
悪いところを探す前に、出来ていることを探してみる
悪いことを叱られるばかりした人は、子どものできていることより、できていないことや悪いとことろを探す癖が身についていきやすいです。
今回の朝の出来事では、娘を叱るよりも気持ちよく学校へ行かせることのほうが、娘にとっても親にとっても大切なことだと考えます。
さらに妻とこんな話をしました。
「こんなに寒くて雪の降っている日も、学校面倒くさいって一言も言わないあの子はすごいよね」
マスクの袋を捨てないことより、学校へ楽しく通える娘の姿に注目すると、小さなことで叱るのはとっても馬鹿らしく感じてしまうのですよ。
学校へ通うのは当たり前?
僕はそうは思いません。毎日元気に通ってくれていることが幸せなこと。
思春期に入った子どもとも良い関係でい続けるコツは、子どものできていることに注目しておくだけ。
とってもシンプルでしょ?
子どもを見る視点を変えて『思考の変換』を意識してみましょうねー!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2