イライラした僕は、ついに言ってはいけない言葉を長男へ浴びせてしまったのです!
「なんだこの線の引き方は!」
「パレットの持ち方はこう!」
「最初に塗るのはこっち!」
当時美術教師であったこと、さらに子どものときからそれなりに絵が得意だったことから、その思いがどんどんきつい言葉に。
僕が中学校3年生のときに夏休みに描いた絵がこれ。
だから僕は自分が思うような描き方と違うとイライラしてしまうのです。
これが授業だったら、絶対に怒ったりしません。むしろ、わかりやすく丁寧に教えていました。
ところが我が子となると、全く別モノ。
・色の混ぜ方を教えれば、できるはず
・塗り方を教えれば、できるはず
『はず』という言葉。これって、アンガーマネジメントで言えば『べき』みたいなもの。
これが僕のイライラする原因でした。
自分の描く理想と子どもの現実に大きなギャップがあったから、イライラしたのです。
僕がイライラすれば、長男はどんどん涙目になり萎縮してしまい、上手く描けるわけがありませんよね。
結局長男はどうしたか?次のページへ続く