僕にガミガミ言われるのがイヤになった長男は妻に「もうお父さんとは描きたくない」と伝え、妻は僕に「もう子ども達に絵を教えなくていいから!」と言われる始末。
もう、本当に情けない。あの頃、アンガーマネジメント学んでいればこんなことにはならなかったのに・・・。
結局それ以後、長男が僕へ絵の描き方を聞きに来ることは高校を卒業するまでありませんでした。長男は僕からの指示が無いほうが気持ちも楽に伸び伸びと描けたようです。
これは長男が中学生のときの作品。
怒りやイライラは身近な対象ほど強くなる
皆さんご存じのことと思いますが、僕は以前中学校の美術教師でした。
思春期の多感な中学生。美術の授業をしていても、僕の指示通りにしてくれる生徒ばかりではありません。
そこで、僕は怒って教えていたのか?いいえ。その逆です。怒らず、丁寧に指示を出すよう心がけていました。
ところが、我が子になると違ったんですよね。それはなぜか?
怒りやイライラは、『身近な対象になればなるほど強くなる』性質があるから。
・我が子ならわかってくれるはず。
・強く言っても言うこと聞いてくれるはず。
・我が子は自分の力でコントロールできるはず。
こんな甘えや思い込みがあり、勘違いしていました。
だから、できないことがあると怒りはどんどんと強くなって、キツイ言い方へとなってしまったのです。
子供へきつく当たってしまうあなたのために
学校では丁寧な指示を出す。それでは生徒に伝わらないと思っていたからだし、何より『一人の人間』として見ていたから。
我が子でも同じ接し方のほうがいいですよね。いつも一緒に過ごしているからといっても、以心伝心で伝わるわけではありません。
我が子に対しても生徒と同じように、一人の人間として見る必要がありましたよ。もう、ほんとに反省!
そんな僕でも今では子育てや怒りの取り扱いについてのアドバイスできるようになりました。
アンガーマネジメントのおかげです。
思うように進んでいない 夏休みの宿題にイライラ するとき、親も子どももアンガーマネジメントできるといいですね。
人はいつからでも変わっていくことができます。変わろうと思ったときがチャンス!
だから、子どもから大人まで幅広く、講演や研修で伝えていますし、こんな短気な父親だった僕でも変われるんだってことを、これからも多くの人へ伝えていきたいです。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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