不登校は親との関わりを取り戻す
そう聞いて「親の私に原因が?!関わりが足りなかったのか?!」と責任を感じないでくださいね。
親は親でその時できることを一生懸命やってきたわけで、過去の家族の事情や、受け取る子供の性格や感性などが絡み合ってのことことですから。
「でも・・」といろいろ思うでしょうが、「ああ、親との関わりをやり直そうとしてるのね。」と捉えて動き出す方が、良い方向へ動きやすいです。
自分が学校へ行かないということで、親が心配してくれて一生懸命に関わってくれることが子供にとっては嬉しいのです。学校へ当たり前のように行っているときには、親は何も関心を持ってくれませんが「学校へ行きたくない!」と言えば、いっぱい関わってくれますからね。
こういった場合、いっぱい関わってやって心に栄養を満たしてやっていると自然と学校へ復帰していくか、地域の適応教室やフリースクールなどで、子供が活動を再開できることが多いです。
もし、子供へ身体的なスキンシップをとってみて、子供が嫌がらないのであれば遠慮せずどんどんスキンシップをとってやるのも有効ですね。身体的なスキンシップに抵抗があれば、何気ない会話をするだけでもいいと思います。
子供の興味を持っていることに親も興味を示したり、一緒にテレビを見て大笑いしたり、なんでもないようなことでも一緒にいる時間と空間を楽しむことが大切だと思います。
さらに、学校へ行きづらい子供には感覚が敏感なことも多いです。
「先生が大声で友達を怒ると、自分まで怒られているように感じてしんどくなる」
「大勢の声や大きな声が苦手」
「制服の着心地がイヤ」
また、思考や行動にこだわりを持っていることも多いです。
予定が急に変更になると対応できないとか、友達から言われた一言がいつまでも引っかかって気になるとか・・・。
もし、こういったことがあるようであれば、子供の心に栄養を満たしてやることと合わせて、学校の先生、スクールカウンセラー、専門医にも対応してもらうようにしたほうがいいですね。
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