子どもには何も問題ない!
問題を作り出しているのは親だ!
最近は入試関連のブログを書きました。
➡入試前に親が気をつけるポイント!子供のヤル気が減らず出る方法
ブログをご覧になって、少しは子どもとの関わりが穏やかになっているでしょうか?
「いえいえい子どもの行動を見ていると、今の様子ではダメだと思うことが多くて穏やかになれない」
と言うあなたに、今回は読んでいただきたいです。
子どもが問題と思わないのに親は問題と思う矛盾
では質問です。
入試を控えているのに、勉強時間を増やすことなくいつも通りのんびり過ごしている子どもを見て、あなたはどう思いますか?
①入試前なのにダラダラ過ごすのは、危機感がなく問題だ。
②入試前でも自分のペースで過ごせるのは、肝が据わっていて感心だ。
①でも②でも、どちらを選んでも問題ございません。
なぜなら、それはあなたが決めたことですから。
でも出来事の見かたは、いろいろとあるんですよ。そこに気づいてほしいです。
起きている出来事をどう捉えるか?どう意味をつけるか?
それおこなっているのは、自分自身ですよね。
ということは、入試前でもいつも通りに過ごしている子どもも同じ。
入試をどう捉えるかは子ども自身なのです。
「入試前だからといって、あたふたしてもしょうがない」と捉えてもいいですし、「もうこれ以上やっても、勉強わからんしもうええわ」と捉えてもいいわけです。
出来事を捉えるのは、全て自分だし、その出来事に意味をつけるのも全て自分。
「入試前なのにダラダラ過ごすのは、危機感がなく問題だ。」
と意味づけしてしまうのは、親の問題ですが、子どもにとっては問題ではないわけですね。
だから、『問題』を増やしているのは誰なのか?
子どもではなく、親なのです。
親が勝手に子どもの行動へ『問題』という意味付けをしているだけ。
これは、子どもにとっては迷惑以外のなにものでもないですね。
子どもに否定的なのは親自身を否定しているから
じゃあ問題を解決していくには何をすればいいのか?
それはいたって簡単!超シンプル!
問題だと思っている「自分が問題だ」と思うこと。
そして、その問題な自分を変えること。
じゃあ、どうやって変えていくのか?
『問題』に目を向けるのではなく『有る』に目を向けるんです。
人間はどうしてもネガティブに思考が向きやすい。これはいたしかたないこと。
だから意識して、『有る』を見つけていくんですね。
『有る』というのは、特別なことじゃあないですよ。
「今日も仕事に行って事故もなく無事に帰って来れた」
こういった、当たり前のことに目を向けて、自分自身のことを認めてやればいいんです。
自分を肯定的に認めることで、子どもへも肯定的に関われますからね。
そうすれば、「今日も学校へ行って事故もなく無事に帰って来てくれた」と、子どもを肯定的に捉えられます。
子どもを否定的に捉えているときは、必ず自分自身に何かしら否定的なことを抱えていますよ。
ダラダラ過ごす子どもを否定するのは、自分自身がダラダラしていると、そういう自分を許せないってことだったりします。
だから問題は子どもにはないんです。
問題は、親自身にあるんです。
だからまずは自分を大事にしていきましょう!
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