親が共感された経験ないから子供へできない
なぜ親は 子供へ共感 できないのか?
その理由の一つに、親自身が共感された経験が少ないことがあります。
共感されるよりも、「頑張れ!」とか「努力しなさい!」といった、励ましが多かったこともあるでしょう。
また、共感されるのではなく、結果の良しあしについて評価をされてきたこともあるでしょう。
共感というのは、相手と同じ感情になることではなく、『相手が〇〇と感じているのだ』と理解することだと僕は捉えています。
つまり、相手の感情に巻き込まれて同情することとは違うんですよ。
例えば、テスト勉強を子どもなりに頑張っていたのに結果が悪く子どもが次のようなことを言った時、あなたはどう言い返しますか?
「あーあ、頑張ったんだけど、やっぱもうちょっと早めに試験勉強始めておけばよかったなあ。」
①「もうちょっと、時間の使い方を見直さないといけないね。」と、子どものためを思って、親なりのアドバイスをする。
②「そうかあ。頑張ったけど、早めにしておけばよかったって思ったんだ。」
③「だからいったでしょう?お母さんの言うことを聞かないからこうなるのよ。」
さあ、あなたは①~③のどれ?
答えは、②です。
①と③は、子どもの気持ちを無視して、親の言いたいことを一方的に伝えているのでダメ。
共感するというのは、『相手が〇〇と感じているのだ』と理解すればいいので、同じ気持ちになれなくてもいいんですよ。
「頑張ったのに、残念だったんだね。」と、子どもの気持ちを『受け止める』ことだけで充分なんですよ。
あなたは共感していますか?それとも、言いたいことだけ伝えていますか?
子どもとの関わり方を見つめ直してみるのも、ときには必要なことだと思います。そのための講座が明日5月11日20時からあります。
それがで進研ゼミ 学習法ガイダンスです。
前回の5月8日も大変好評!受講者評価5点満点中、4.7点だったそうで「これは快挙です!」と、ベネッセの担当者様から言われました。
前回とお伝えする内容の基本部分は変わりませんが、ライブ配信なので内容に関連するエピソードや質問への回答などは、そのときの瞬間に決めるので、前回とは違ったことも聴けると思いますよ。
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