岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
すでにご存じの方もいらっしゃいますが、妻が公立学校のスクールカウンセラーを(いったん)退職しました!(来年以降再開もあるかも?)
僕の仕事のサポートや孫のことで忙しくなってきたので。それから、これを機に新しいことを始めるかもしれませんね。早速、某専門学校のカウンセラーや個人カウンセリングをやるらしいですよ。
今回は、教育現場に関わってきた僕たち夫婦が、ズバッと親や教師に物申しますよ!
子どもが学校で楽しく過ごせることに喜びを
妻はスクールカウンセラーとして、様々な事情を抱えた子どもや保護者に関わってきました。いろんな相談に対応していた妻ですが、不登校対応への熱意はすごいなあと尊敬しています。
不登校の子どもが学校へ来て、安心して笑顔で過ごせるように妻は勤務時間外でも保護者対応をしていました。
さて僕たち夫婦は仕事柄、子育てや教育の話をよくするんです。
妻「勉強や成績の前に大事なことがある。勉強が不得意でも、学校でどれだけ子どもが楽しく生活できているかが親として一番幸せに感じることだから」
僕「ほんとそうじゃで。自分の居場所があって、自分の打ち込めることや楽しみがあればいい」
妻のところへ相談に来られる親御さんや子どもは、学校へ行って楽しく過ごすことが難しかったり、上手くいかずに悩んでいるんですよね。
元気に学校へ行けていることがどれだけ幸せなことか。
だから、いろいろな人と関わって刺激を受けて、少しずつでも学ぶことがあれば充分なのですよ。
少しずつ学んでいく中から、自分なりの目標が生まれてくれば、あとは子ども自身が成長していきます。
ところが、子どもの成長を待てない大人は、せっかくの子どもの頑張りをくじいてしまうのです。それはどういうことなのか?
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