岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
【ペットボトルは先生を救う!】
いったいどういうこと!?
実は家庭訪問のこと。
家庭訪問をやめる学校が増えている時代となり、さらに今年はコロナウィルスの影響で家庭訪問は止める学校が増えるのではないでしょうか?
でも、先生が家に来ることはあるかもしれませんので、以前大好評だった家庭訪問のときに先生を迎えるコツを、元教師の立場でお伝えしますね。
先生も親も初対面のときは緊張している
初めて出会う先生。初めて出会う保護者。
両社ともかなり緊張しています。
僕は親の警戒心をほぐすために意識していたことがあります。
・家の周りや玄関で何か目についたものについて褒める。
例えば、こういうこと。
玄関にきれいな花が生けられていた。
「この花素敵ですねー。とってもおしゃれな生け方ですね」
車庫にある車がカッコよかった。
「この車、どなたが乗られているんですか?僕車が大好きで」
こうすることで、親の気持ちをリラックスしてもらえるんです。
ということは?
逆をすれば、先生の気持ちもリラックスできます。
「先生のネクタイ素敵ですね」
「先生の車カッコいいですね」
こんな感じです。
先生へお茶を出すよりペットボトルが効果的
学校によっては、お茶など出さないでくださいという指示もあります。
僕が勤務した学校ではそこまでの指示はなかったので、生徒へ伝えていました。
「お茶とか出してもらわなくていいって、おうちに人へ伝えてね」
でも、ご厚意で茶菓を用意してくださる家もあります。
せっかく用意してくださったのですから、僕は飲み物だけは飲むことにしていました。
ところが必ず、『お執行猶予タイム』が必要なのです。
意味がわかります?(笑)
だから お茶を出すよりペットボトル
これ、すごく助かります。
飲まなかったら、家に持ち帰れますから。
だから親御さんは必ず言ってくださいね。
「先生、持って帰ってくださいね」
先生がガチガチだと本音トークができない
最近は玄関だけというパターンも多いですが、家に上がってもらう場合について。
さらに先生との会話を深める一言。
「先生、足を崩してくださいね」
この一言にどれだけ救われたことか!
これを言ってもらえると
「なんてイイ親御さんだ~」
と僕は思いましたよ。
若い頃は足を崩すことができず、ずっと正座をし続けていました。
ところが、話が終わって立ち上がろうとした時
足に感覚がない!何だこれは!?
立ち上がったとたん、月面を歩いているかの感覚(笑)
しばらく立ち上がることができず、しびれが引くまで歩けませんでした。
家庭訪問を成功させるコツとは?
①先生を褒める
②お茶はペットボトル
③足を崩してもらう
この3つをぜひやってみてください。
リラックスして、話が出来ると思いますよ。
関連ブログもどうぞ!
→親と学校が仲良くなるコツ!新しい先生に子供を理解してもらう
ちょっと聴いて!まゆみさんをスタート
不登校になっているわけじゃない。学校で問題を起こしているわけじゃない。でも・・・
「子どもと言い合いが増えたなあ」
「子どもがかわいいと思えない」
「最近、我が子の様子が気になる」
こういった、特に問題を起こしているわけではないけれど、なんだかこれから先のことが心配とか不安といった親御さんのお話を、いなっちの妻「まゆみさん」が聴かせていただきます。
1時間2500円。
ZOOMまたは対面で行います。
元スクールカウンセラーと3人の子育て+夫育ての経験を活かしながら、お気軽にお話していただくことを大切にしています。
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