親も子どもの意見を尊重すること
わたしはお母さんにおこられるときの時間はだいたいいつも6秒間くらいでした、
お母さんはゲームの時間を守らなかったり、物をかたづけなかったらすぐにおこりだすから、いつも毎日おこられます。
いつも6秒間のはずなのに、おこられる時間が長いです。
そのりゆうは、いつも6秒間おこられたら口ごたえしてさらに6秒間おこられてまた口ごたえして6秒間おこられます。
個人のおもっていることはちがうし、それぞれ思っていることが正しいとおしえてもらったけど、お母さんは正しいとか、人の意見はどうでもよさそうに、いかりの言葉をれんぱつしてくるので、いつもがまんしないといけないから、お母さんも少しは人のことを考えてほしいです。
わたしが口ごたえしたらまたおこられるから、これからもおこらせないようにしていきたいです。
この感想は、少し深刻さを感じます。
僕は子ども対象の講演で「だれでも、いろんなかんがえやせいかくの『べき』があるから、『まあゆるせる』を広げることも大切」とか「みんな違ってあたりまえ」と伝えています。
この子どもは、腹が立ったら『6秒待つ』ということも含めて、僕の伝えたことをよく覚えてくれているんです。
でも子どもだって、一方的に親から怒られれば反論したくなります。
親へ反論できるということが、子どもとしてごくごく自然な反応で、それをさせないのはとても危険なこと。
感想の最後に書かれていた「これからもおこらせないようにしていきたいです」というのが、すごく気になります。
子どもは親に認められたいから、怒られたくないから、こうやって我慢したり気をつかっちゃうんです。
親の前で、自分の気持ちを素直に言える子どもが一番いい。それが健全な成長の証拠ですから。
次に紹介する感想は、読んでいて胸が苦しくなりました。