子供が能力を伸ばすのは親や教師の言葉で大きく変わる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
小中学生に夢を与える講演させていただきました。
かつたっ子15の春プロジェクト『夢講座』
対象は、岡山県美作市立勝田中学校の全校生徒と中学校区の小学校5・6年生。
キャリア教育の一環だそうです。
子供には自分を主役にして人生を歩んでいけるようになってほしい
実はこの勝田中学校では、2年前に僕がアンガーマネジメントの講演を生徒の皆さんへ行いました。
当時のブログはこちら
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あなたの未来は変えられる 大人に読んでもらいたい中学生の感想
当時の1年生が3年生へと成長し、久しぶりに再会。
「怒ったら何秒待つんだったっけ?」
という僕の問いに
「6秒!」
って答えてくれて、とっても嬉しかったですね。
なぜ、僕がこういう講演に呼ばれたのか?
「今年教師を退職して、新しい自分の道に進んでいる姿が子供たちの人生や生き方にとっても良い刺激を与えるので、先生にぜひ来てほしかったんです。いなっちワールド全開でやってください!」
このように校長先生に言われました。
本当にありがとうございます。
失敗を恐れない生き方を子供へ伝えたい
子供たちへは『一歩踏み出す』ということの大切さを話しました。
でもそんなことを言っている僕自身。
子供の頃は、ものすごく臆病でなにかにチャレンジなんて全くできない人間だったのです。
でも、小さな成功の積み重ねが自信へと変わっていったんですよね。
自信へと変われば、また何かやってみようと思えます。
その繰り返しが増えてくると、失敗も怖くなくなります。
怖くなくなれば、もっと大きなチャレンジもしてみたい。
前へ進む速度が、最初はゆっくりだったのに、途中からどんどん加速していきましたね。
失敗してはいけないと大人が言うから子供は失敗する
自分の言う言葉もイメージすることもすべて、自分の潜在意識へ刻まれていきます。
「~してはいけない」
という否定形を脳はわかりません。
だからこの画像のようなことになるのです。
失敗してはいけないと思えば思うほど、『失敗』するイメージばかりが刻まれます。
だから、失敗しやすいのです。
親や教師が「失敗しないように!」なんて言えば、子供の潜在意識に刻まれていくんですよ。
小さな成功体験と小さな失敗体験が子供には必要
だから、良いイメージを潜在意識に刻んでいくことが大切。
ただでさえ脳はネガティブに考えるようにできています。
自分いつも良いイメージを鮮明に描けるようにしておくこと。
そのためめには、親や教師は子供への声のかけ方を考えたほうがいいですよね。
そして、小さな成功体験の積み重ねが増えれば増えるほど、どんどん子供の能力は開いていきます。
さらに、失敗もさせればいいです。
小さな失敗が次へつながっていきますからね。
失敗を失敗ととらえなければ子供も思いっきりチャレンジできる
ただし、気をつけてほしいことがあります。
子供に失敗させることは大切ですが、失敗したときの対応です。
「失敗しちゃったなあ」
というよりも
「次はどうすればいいかがわかったね」
といった、プラスのとらえ方がいいですよね。
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」
といったエジソンの名言もまさにそうです。
子供の能力を引き出すには親も教師も見方を変えること
だから、親も教師もいつも同じ言い方しててはダメです。
「いくら言ってもまったく子供が変わらない!」
それは、子供が悪いのではないですよ。
あなたがもっと違う言い方や接し方をしたほうがいいのです。
自分を変える努力。
アンガーマネジメントはまさに自分を変えるツールです。
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