怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
怒って子どもを動かそうとすればするほど、子どもは動かない!
怒れば怒るほど効果はなくなる!
怒りすぎた自分を責めるより、子どもへ謝ろう!
子どもへ怒らなくても片付けをするようになった
先日保護者対象に講演をさせていただいた、岡山県勝央町立高取保育園様から講演の感想が届きました。
怒って子どもを動かすよりも、親の方が工夫をすることの大切さをお伝えしています。
講演後家に帰って早速それを実践したら効果があったとのこと。
長女に遊んだおもちゃが赤ちゃんのまわりにだしっぱなしで「片づけなさい!」と言ってもなかなか片づけをしてくれなくて、一緒にやろうと言っても結局私ばかりが片づけをしていることになっていました。
しかし、先生の話を聞いて、部屋に線引きをして、娘のスペースは娘に任せて、共有スペースは必ず片づけをしてもらうことをきちんと伝えていくと、娘は自分から片づけるようになりました。
方法一つでこんなにも変化するのには、おどろきました、
娘には、片付けが一人でできる自信をつけさせることができ、親子共に嬉しい気持ちになりました。
怒りをマイナスにするのではなく、プラスに働きかけられるよう、一つひとつ努力していこうとおもいます。
素晴らしいですね。早速実践されたこと、さらに、怒りをプラスに働きかけるように心がけるって。
結局のところ、子どもが親を怒らせるんじゃなくって、子どもへの関わり方を変えれば、親は怒らなくて済むんです。
だから、子どもを怒って動かそうとするよりも、子どもが動ける工夫をしてやることなんですよ。
今回の片付けの方法についてはこのブログ➡子供が片づけをする秘訣は簡単!親のすべきことを分けて考えるで書いているのでご覧ください。
怒りすぎたら子どもへ謝れば大丈夫
別のお母さんは、子どもへ怒りすぎてしまったときの対応について、すごく救われたとのこと。
先生が言われていた「怒ってしまった時、素直に子どもに謝れば良い」ということが、とても心が救われました。
怒りすぎてしまった時、いつも後悔して反省し、涙が出るという繰り返しだったので、その言葉を聞いてから、気持ちが軽くなりました。
先生のお話を聞いていて、途中涙が出そうになり、こらえるのが必死になるくらいの、子育てに悩んでいる私たちにとって、とてもありがたいお話でした。
子どもへ怒りすぎて後悔している親御さんは多いですね。
でも、それは子どもへ一生懸命に関わっているからこそのこと。必死なんですよ。
「しまった!怒りすぎた!」って思ったときは、謝ればいいんです。
子育ては「しまった!」の繰り返しで、親も成長していけばいいですからね。
子どもをどうにかして、行動させようとすればするほど、子どもへ怒る回数は増えていきます。
それよりも、子どもが自分で動く工夫を親が考えることです。
それが親自身を成長させてくれるんじゃないでしょうか?
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